イースターから数えて50日目は「聖霊降臨祭」(Pfingstenプフィングステン)です。
ちなみに、イースターから50日後、とはイースター日曜日もカウントします。
今年はイースターサンデーは4月12日でした。
イースターから50日目と言うのは・・・
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | イースターサンデーからの日数 |
4/12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | (7) |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | (14) |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 5/1 | 2 | (21) |
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | (28) |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | (35) |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | (42) |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | (49) |
31 | 6/1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
日本のカレンダー風に日曜日を左端にもってきました。(ドイツのカレンダーは日曜日は一番最後。文字通り週末です)
こうして書くまでもなく、
- イースターから40日後の「キリスト昇天祭」はイースターの週も含めて6週目の木曜日
- イースターから50日後の「聖霊降臨祭」はイースターの週も含めて8週目の日曜日(イースターから7週間後)
です。
イースターが移動祝日なので、キリスト昇天祭も聖霊降臨祭も移動祝日なのです。
今年(2020年)は
- イースター(Ostern)4月12日(翌月曜祝日)
- キリスト昇天祭(Christi Himmelfahrt)5月21日
- 聖霊降臨祭(Pfingsten)5月31日(翌月曜祝日)
です。(追記:2021年の聖霊降臨祭は5月23日、2022年は6月5日、2023年は5月28日です)

ちなみにこの花は「Pfingstrosen」直訳すると「精霊降臨祭の薔薇」、日本でいう芍薬です。
今年は聖霊降臨祭の日を待たずに我が家の庭の芍薬はもう花が散ってしまいました。。(でもって、2022年も5月には花が散ってしまいました)
聖霊降臨祭(ペンテコステ)って何?
キリストが十字架に磔され3日後に復活する日が「復活祭」です。復活の40日後に父なる神の元、天に昇ります。

これが「キリスト昇天祭」です。
Christi Himmelfahrt(クリスティ・ヒンメルファールト)
この時にイエスは弟子たちに「やがて精霊が降りてくる」と告げるのですが、さらに10日後に(イースターから50日後)に精霊が予言通りに降りてきます。
この精霊が降りてきた日が「精霊降臨祭」です。キリスト教ではクリスマスとイースターの次に大事な日とされています。
この精霊降臨祭を持ってキリスト教会では「イースター期間」が終わりになります。
この日の翌日の月曜日は祝日です。さらにこの日から学校は「Pfingstferien」として1日〜1週間程度お休みになるところもあります。(ここNRW州は火曜日のだけ休暇日)
クリスマス休暇、イースター休暇、夏休み、秋休みとあるのに、さらに休暇!いかに「聖霊降臨」の日が大事であるか!
・・・・と言うより、単にお休みにしたい!と言うのが本音だと思いますけどね。大抵お天気も良いし、ちょっと旅行に出かけるにも最適な日々ですよね。
通常だと。
今年はコロナ禍で旅行もままならず、と言うところですね。学校がお休み、といったところで、これまでも休校だったし、これからもまだ夏休みまでは登校日は限られて、休暇が特に嬉しいと感じさせない日々かも。

追記:
2022年はコロナ禍規制がなくなって、旅行に出かける人でごったがえすみたいです。
今年もパスポートの発券が激混みですって。
(2022年は6月6日が祝日です)
休暇と言えば、もうすぐ夏休み!
夏休みといえば、バカンスです!Urlaubです!ゲルマン民族の大移動です!
と言いたいくらい、皆さんお出かけするのに
・・・今年、2020年の夏はコロナ禍でドイツに住む人の3分の1が夏のバカンスは家で過ごす予定なのだとか。(我が家もその1/3に入ってます!)
ここで、よく売れているのが庭用のプールなのだそうですよ!
今年の夏も暑くなりそうだし、水浴びしたい人はきっと増えますよね。
(近くの屋外プール、営業中!)

野鳥も水浴び中〜〜
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