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ドイツの夏も暑くなるので冷房を購入する事にした

スポットクーラー ドイツってこんな国!?
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昨年、一昨年ととても暑い夏を過ごした、ドイツに住むshirousagiです。

昨年の夏にこんな記事を書きました。

この記事でシェアしたドイツ大使館のツイートには2030年にはドイツの家庭におけるエアコンの普及率は8〜13%になるだろう、と言う予測があると書かれています。

現在のエアコンの普及率は3%ほどだそうですが。

緯度の高いところにあるドイツ。夏は暑いですがそれほど長期間に渡らず、むしろ冬の寒さを防ぐことの方が大事で、したがって家屋も冬仕様に出来ています。

夏でも木陰に入れば涼しく、エアコンなんて、クーラーなんて無用の長物。乾燥しているから気温が高くてもカラッとしていて気持ちよい!

・・・・ではない!

それは30年くらい前は夏でも涼しく、昼間でも森を散歩すれば気持ちよかったかもしれませんが、今や夏は

暑い!暑い!

2018年の夏も暑かったのですが、去年、2019年も最高気温が40℃を超えたところもあります。

(2019年7月25日Lingenで42.6℃、7月24日Geilenkirchenで40.5℃を記録しています)

ここまで暑くなると、もはや扇風機だけでは生きていけそうにありません。いえ、人間だけなら、我が家は地下室もあるのでどうにか生きていけると思うのです。

ところが、我が家には暑さに敏感な愛娘たち(実はお婆さんなウサギ)がいます。しかも彼らの部屋は屋根裏です。

愛娘たちには室温25℃以上は「地獄」です。なんとか対策を真夏がくる前に、今のうちに立てなくては!

と言う訳でエアコンを購入する事にしました!

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ドイツにあるエアコンの種類

ドイツで購入可能なエアコンの種類は・・日本と同じです。

  • エアコン(室内機と室外機のあるタイプ)=Splitgerät
  • 移動式エアコン、スポットクーラー(室外機のない、床に置くタイプ)=Monoblock
  • エアクーラー、冷風扇=Luftkühler

このうち、エアクーラーはタンクに水を入れて回す扇風機なので室温を下げるためには少々力不足のようです。

日本の一般家庭でおそらく一番普及しているであろうタイプのエアコンは壁に取り付けて、室外機をベランダなどに置くタイプですよね。

本当は室外機のあるクーラーを購入したいところですが、それだとベランダもない部屋。工事も必要となるので移動式のエアコンを購入する事にしました。

ちなみに、私が購入したのはこれ(2020年に購入)です。

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移動式のエアコンのメリット、デメリット

メリット

移動式のエアコンのメリットと言えば、工事が必要でない、と言う事ですよね。

この理由だけで移動式のエアコンに決定しました。とは言っても、エアコンを設置することが不可能ではないので、これからも夏が暑く、長い期間続くようだったら、ドイツでも室外機のついた一般家庭用のエアコンがもっと普及して色々なメーカーの物も出るでしょう。

そうしたら再検討して買い換える、または追加で購入したいと思っています。

デメリット

残念ながらデメリットが結構多いのですよ・・・

値段が結構高い!

調べてみたら室外機付きのものとほとんど価格が変わりません。(大体500ユーロはします。5万円以上です)

お値段がもっと安い物もありますが、部屋全体を冷やすには安い物は無理なようです。

運転時の音が大きい!

これを一番気にしてメーカーを選びました。それでも運転時はほぼ60dbです。60dbというと洗濯機が動いている時とか騒々しいオフィスの音くらいだとか。

ダクトを窓から外に出さなくてはならない

エアコンについているダクトホースを窓から外に出さなくてはなりません。そのために窓を締め切ることが出来ないのです。すると暑い外気が部屋に入ってきますよね。(ただいま、このダクトを屋外に出す方法を検討中)

たまった水を捨てなければならない

室外機がある物は水も室外に出ますが、室外機のない移動式のエアコンは本体に水がたまります。これを定期的に捨てなくてはなりません。

部屋を十分に冷却するまで時間がかかる

日本に夏に帰国して部屋のエアコンにスイッチを入れるとすぐに部屋が快適な温度になりますが、この移動式のエアコンではそれほどの即効性は期待出来ません。残念ながら・・・

雲一つない青空。暑いです!

以上のように移動式のエアコンはデメリットも多いのですが、設置の工事が出来ない、するほどでもないのでこのタイプのエアコンを購入しました。

去年は扇風機1台でなんとか乗り切りましたが、限界!
移動式でもないよりはずっと快適に暮らせるだろうと思っています。

ウサギも涼しい夏に喜んでくれるかしらね?

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