例年より暖かかった10月が終わって、11月に入ると寒い日がやってきました。こんにちは、ドイツに住むshirousagiです。
この冬はガス代、電気代が高騰して、暖房費をを節約しなくては!でも寒いのは嫌ですよね。
そんな「暖房費が不安」になったこの秋、ドイツで話題になったのがこちら「ティーライトキャンドルを使った暖房」(Teelichtofen)です。
SNSで話題になったティーライトキャンドルで暖をとる方法
1ヶ月以上前だったと思いますが、TikTokで多くの人がこのティーライトキャンドルとテラコッタの植木鉢を利用した「暖炉」を紹介していました。
その1つがこれ。
@meinheimwerkermarkt DIY Teelichtofen zum selberbauen. https://www.mein-heimwerkermarkt.de #winter #diy #heizen #cold #teelicht #teelichtofen #kälte #heizung ♬ Canyons – Official Sound Studio
- テラコッタの植木鉢、大きさの違うもの2つ
- 受け皿
- ティーライトキャンドル
- 植木鉢を止める棒とネジ
という、ドイツではとても簡単に手に入る物を使っているというのもあって、これをDIYする動画の再生回数がとても多かったとか。
ティーライトキャンドルは常備品だった
ティーライトキャンドルというのはこれ。
ティーポットウォーマー(ドイツ語ではStövchen)の真ん中に置いて、ティーポットウォーマーの上にティーポットを置いて、入れたお茶が冷めないようにするものです。
我が家でもその昔はよく使っていました。
古き良きドイツの時代(?)には午後になるとケーキをお茶やコーヒーをいただくことが多くて、その時にはテーブルの上には、必ずといっていいほど、このティーウォーマーが置かれていました。
今でもよく使われているはず。だけど、自宅で友人と午後にゆっくりお茶って、する人が今はあまりいませんよね。。。(少なくとも平日は)
ティーライトキャンドルがないので、撮影用だけにティーポットを乗せてみた〜
現在だと、魔法瓶を使う家庭が多いような気がします。我が家もそう。おかげでこのティーウォーマーを使わなくなりました。
とはいっても、今でもこのティーウォーマー用のティーライトキャンドルは、100個とかたくさん袋に入って安く売っています。
通販で見かけるようになった「ティーライトキャンドルの暖炉」
この「簡単に手に入るもので作れる」と話題の「暖炉」ですが、ホームセンターでも作り方を紹介しているようなのです。
そして、通販でも完成品が売られるようになりました。
(去年から販売しているものもあるみたいですが・・・今年の10月からという製品も多いです)
お値段は・・・20ユーロから50ユーロ以上のものまで。大体40ユーロ前後。(約5,800円)
テラコッタの植木鉢だけでも結構なお値段がするから、完成品が40ユーロ程度っていうのは相当なのかな?
確かに少しは暖かくなるけれど
このティーライトキャンドルの暖炉、キャンドルの熱がテラコッタの植木鉢(2個重ねてある)で蓄えられて、その周りが暖かくなるのだそうですよ。
確かに、キャンドルって、さすがに本物の火だけあって、周りが暖かくなりますよね。
で、なぜ今回この「暖炉」の話を書く気になったかというと、この1ヶ月、ニュースサイトでも頻繁にこのティーライトキャンドルの暖炉が話題になっているから。
どうして話題かって?それは
「危ない!」
特に、ティーライトキャンドルを本来の目的以外で使用すること、そしてキャンドルとキャンドルの間が狭いと、燃え広がる危険性が高いからだとか。
危険の割には効果は今ひとつ。
部屋中を暖かくしようとすると、キャンドルがたくさん必要。(それほど暖かくならない)
そして、キャンドルに火をつけると、二酸化炭素が発生するので、換気が欠かせないということ。(換気するとまた寒くなるわ)
自作の暖炉はやめろ、という意見も。
キャンドルの性質は理解しておきたい
私は数年前からキャンドルはなるべく使わないようにしています。
キャンドルを使っていて、危うく火事に、という経験が1回、
キャンドルの熱を軽視して、近くにあったプラスチックの部品を溶かしてしまったことが1回。
ドジは自覚しているし、蝋燭に火が灯っていたら、部屋から出られないのは不便!
でもね、キャンドルのあの雰囲気は良いですよね。
で、ですよ、2ヶ月ほど前に一度、30分位の停電があったのですよ。
その時に、夫は蝋燭を持ってきて、火を灯したのです。
久々のキャンドルの灯り。これはこれでいいな〜ロマンチックだな〜。
そして、本当にキャンドルの周りって暖かくなるなあ。
キャンドルに火を灯すとどんな感じになるのか、すっかり忘れていたわ!
って、
あれ、これって、ちょっと危なくないですか?
LEDのキャンドル型の装飾品などが普及して、本物のキャンドルを使う機会って、やはり減っていますよね。
そんな時、久しぶりに火のついたキャンドルを使うと・・・危険がいっぱいなのに、最近の楽な生活に慣れてしまっていて、
実はキャンドルを使うって、充分に気をつけないといけないのに、軽率に使ってしまう危険があるかも!
・・・なんて、思ってしまいました。キャンドル使用が怖いのは私だけなのかな?
キャンドルの火が燃え広がったら水で消火はダメですよ。
使う予定はないけれど、いざという時のために、キャンドルの性質を勉強しておこうっと。
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