昨日はランチも夕食もポテトサラダだった我が家です。
ポテトサラダ、というとジャガイモ料理ですよね。ジャガイモということは・・・ドイツ人大好きな料理!
・・・と言われるかも。
そうそう、パーティーやBBQでは欠かせない1品となっています。
ポテトサラダは簡単に手に入る料理!
え?作る、ではなくて、手に入る?
いえ、家庭でも作られています。
そして、学生食堂とか、レストランとか、スーパーのお惣菜でよく見かけるのですよ。
ドイツの伝統的なポテトサラダって?
先日紹介した「我が家のポテトサラダ」の作り方はドイツのレシピ本を参考にしたものですが、それは「時短レシピ」。
一般に知られているポテトサラダの作り方は
- ジャガイモを丸ごと茹でる
- 茹でたジャガイモをスライスする
- 酢、塩胡椒、コンソメなどを混ぜたソースにジャガイモをつける
- 玉ねぎを加える
大体、こんな感じ。
茹でたじゃがいもを酢の入ったソースでマリネして、生の玉ねぎを入れて完成!
ドイツでも地域によって伝統的なポテトサラダが違う
日本でも地域によって同じ名前の食べ物の味付けが違うって、ありますよね〜
日本でそれを扱ったテレビ番組を見て、面白かったわ
ドイツのポテトサラダ、と一言言っても、地域によってレシピが多少違います。
大雑把にいえば、
北部のポテサラはマヨネーズ味、南部のポテサラはマヨネーズを使わなくて、酢が効いている!
地域によって違って、呼び名も色々
先日、お店でおつとめ品として売られていたポテトサラダを買いました。
この時に買ったポテトサラダはこれ。(写真再掲)
「Kartoffelsalat (ポテトサラダ)Westfälischer Art」
ヴェストフェリッシャーアート、「ヴェストファーレン風」です。
そう、私の住むここは「ノルトライン=ヴェストファーレン州」この地域でお馴染みのレシピでのポテトサラダ。
一般には地方の名前をつけて
- Schwäbischer Kartoffelsalat(シュヴァーベン地方のポテトサラダ)
- Bayrischer Kartoffelsalat(バイエルン地方のポテトサラダ)
- Badischer Kartoffelsalat(バーデン地方のポテトサラダ)
まるで「お好み焼き」みたい!
(という私は広島出身、あれ?「広島風」って言わないわ)
などと呼ばれているけれど、「ポテトサラダ」の代わりにその土地の方言?のような名称も
- Erdäpfelsalat(バイエルン、オーストリア地方)
- Grombierasalad(シュヴァーベン地方)
- Krumpernzalot(アイフェル地方)
などなど・・・
地域の呼び名は発音がわからないわ・・・
ウィーンで食べたポテトサラダに家族中がびっくり
ポテトサラダといえば、日本のポテサラが大好きだし、私の母の作るポテサラが大好きだった!
そして私が住むここのポテサラにはマヨネーズを入れます!
家族がドイツ人な我が家でも、マヨネーズ味のポテサラが標準。
家族皆、マヨネーズ味のポテサラで、
ピクルスやゆで卵、りんごが入ってるのが好み
で、ですよ、家族旅行でドイツの南のお隣の国・オーストリアはウィーンに出かけた時のこと。
ランチにシュニッツェルが安く食べれるレストランへ。
付け合わせにポテトサラダがあったので、それを注文。出てきたポテトサラダは見た目もいつものポテサラとは違う。
食べたら・・・
す、酸っぱい!!
今なら、南ドイツやオーストリアのポテサラにはマヨネーズが入っていないのを知っているから、覚悟して食べたと思うけれど、その当時は知らなかったのよね。
さっぱりしたポテサラがお好みなら美味しいと思うけれど、私はコッテリした酸味の少ないポテサラが好み。
なので、あれ以来、ウィーンに行ってもポテサラは注文してません。まあ、たまには酸っぱいポテサラを食べてもいいかなあ。
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント