6月は梅雨はないけれど羊が寒い日がやってくる〜典型的なドイツの夏って?

羊 ドイツの気候
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はやいものでもう2020年も6月です。

今年は3月からとても良いお天気に恵まれ(雨が少な過ぎますが)4月には気温もあがり、屋外で過ごしやすい日々が続きました。

去年5月から今年5月までの平均気温はこの通り!

Statistik: Monatliche Durchschnittstemperatur in Deutschland von Mai 2019 bis Mai 2020 | Statista
Mehr Statistiken finden Sie bei Statista

今年の3月の平均気温は5.3℃だったのに、4月には10.5℃に!そして、一年で一番素晴らしい月と言われる5月は11.9℃です。

もうすぐ夏ですね!暦の上ではドイツでは6月20日です(この日がSommeranfangです)6月2日は最高気温が30℃近くまで上がりましたよ。

ですが・・・6月の中旬ごろになると急に寒くなることがあるのです。梅雨はないのに。

どうして寒い日が訪れるのか?

寒い冬が終わりを告げ、5月ともなると急に春らしく、暖かい日に恵まれます。(ドイツ人の大好きな5月!)すると陸は 温度が早く上がりますが 海は春になっても 陸ほど早く温度が上がりません。

そこで陸と海の温度差が生じ、風が発生。

特に中部ヨーロッパ(ドイツなど)はその北ヨーロッパの陸と海の温度差の影響を受けて6月11日頃を中心に (せっかく暖かい日が続いていた、と言うのに)寒い、雨の多い日が数日来ることがよくあります。

あ〜〜毎日半袖Tシャツで出かけていたのに!! また長袖着なくっちゃ!

実際(昨年は6月は暑い日が続きましたが、これは例外かな)6月2日までは夏に向かってまっしぐら!なお天気だったのが、その後急に寒くなり、これを書いている6月8日は最高気温が20度に届きません。

肌寒いです!

この6月にそれまでの陽気が急に沈んで寒い日がやってくることを

Schafskälte (シャーフスケルテ)

と言うのです。(Schaf=、Kälte=寒さ、kalt(寒い)の名詞)

羊が寒がっているのかしら?

Schafskälteの名前の由来

ライン川の河原で草を食べる羊

なんでもこの時期、6月というと羊の毛刈りをする時なのだとか。

毛刈りされた羊はコートを脱いだ人間と同じですよね〜〜寒い!と訴えていそうです!

そんな羊の毛刈りの時期に夏に向かって日々暖かくなるのかと思えば、寒い日があってきます。なので、羊の毛刈りを6月のこの寒さが過ぎてからする、と言う農家もあるそうですよ。

まあ、その方が良いかもね。もっとも、6月にはとても暑くなることもあるので、猛暑の前には毛刈りしないと、今度は羊が熱中症になるかも!?

羊たちが 毛刈りの後に「寒い!」と感じる時期は (ドイツに住む)人間にとっても「寒い!」のです。はやく また良い天気にならないかな?

このSchafskälte、大体、6月4日から6月20日頃だと言われています。

ドイツの典型的な夏と言えば・・・

このところ夏はとても暑くなっていますが、ドイツの典型的な夏と言えば

  • 平均気温が16.3度(1961年~1990年のデータから)
  • 降水量の中央値は1m2あたり239リットル
  • 日照時間の中央値は1ヶ月あたり604時間
  • Schafskälte が6月に来る
  • ドッグデイズが(暑い日)7月から8月に来る
  • 時に激しい雷雨
  • Siebenschläfer(2020年は6月27日)の天気が夏の天気(その日が暑ければ夏は暑い)

と、言われています。(こちらのサイトより)

さて、この夏はSchafskälteは来ましたが、気温や降水量はどうなるかしらね?

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