本日、2022年12月8日11時から全ドイツでの緊急警報テストが行われます。
今回は
- 緊急警報アプリ(NINA等)
- ラジオ、テレビ
- 携帯電話(ショートメッセージ)
- 市街地の電光掲示板
- サイレン
と言った方法で警報を出す試験を行うのだとか。
失敗に終わった第一回目の「緊急警報テスト」
もしもの時、災害が発生した時に、その情報を出来るだけ早く正確に受け取りたいですよね。
自然災害が日本に比べると格段に少ないドイツは、一般的に市民の災害に対する危機意識が低いようです。
でも、災害が全くないというわけではない!
特に私の住んでいるNRW州では、昨年の水害が記憶に新しいところです。
そこで、ドイツでも州ごとにサイレンのテストを行うようになりました。
そして、全ドイツで一斉に行われる「緊急警報テスト」(Warntag)も行われるようになりました。
この緊急警報テスト、2020年は9月10日に第1回目が行われたのですが、それは失敗に終わったとか。
届いたSMS
ドイツにお住まいの皆様の元には、こんなショートメッセージが送られてきませんでしたか?
簡単に意訳すると・・・
「これからは緊急事態が発生したらスマホで知らせるからね。
2022年の12月8日にそのためのテストをするよ。詳しくは下記のサイトを見てね」
全ドイツ統一の緊急警報テストは本来は9月の第2木曜日に行われるのですって。
今回は新しくショートメッセージも送るからだとか。(そのために準備に時間がかかって12月になった)
非常事態に忘れず持ちだすべきもの
ドイツに住んでいても、防災リュックなどの「非常用持ち出し袋」を用意しておいた方が良いですよね。
特に最近は自然災害以外でも、非常事態が起こるかもしれません。
食料や衣類、薬などの他に、特にドイツではこういった「証明書」も大事です。
- 身分証明カード、パスポート
- 現金、キャッシュカード
- 健康保険のカード
- 予防接種の証明(ワクチン手帳)
- 家、車の鍵
- スマホ
黄色い紙の「ワクチン手帳」以外はいつも持ち歩いているけれど
今回の「緊急警報テスト」をきっかけに、非常時のための物をチェックしておくべきだなあ。
(非常用のリストの一例はこちら(ドイツ語))
非常時のために、特に今は停電が起こるかもしれないので、手回しで発電できるラジオを持つことが勧められています。例えばこれ。
いや〜実は私、これを買おうと思いつつ、まだ「欲しいものリスト」に入れたままなんだけど・・・(自分へのためにここでメモしておこう)
緊急警報テストの時はペットに気を遣ってあげて
この記事を読んでいただく時は、すでにこの緊急警報テストは終わっているかもしれませんが。
サイレン(だけ)のテストの時は、私の住んでいる地域ではびっくりするほど大きな音は聞こえません。
かなり多くのサイレンが鳴るのは聞こえるのですけど。
それでも、サイレンの音は不快な大きな音ですよね(そうあるべき)。
そんな大きな音が発生する。という時は、音に敏感なペットがいたら、ペットに気を遣ってあげましょう。
私はその時間、自宅にいるから、うさぎ部屋でうさぎと一緒に過ごすつもり
大晦日の花火の時も、我が家のうさぎさんは驚くのよね・・・少しでもうさぎが大きな音に怖がりませんように。
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