先日、近所のスーパーでダンプフヌーデルンを「おつとめ品」をしてゲットしたことを書きました。
正確には、それはDampfnudelnではなくて、 Germknödel(ゲルムクヌーデル)。
今日のランチにいただきました。
Germknödelゲルムクヌーデルとは

オーストリアの料理です。
見かけも大きさも肉まんとかあんまんのような、ふわふわの生地の中にプルーンのムース。プルーンジャムの入った中華まんみたいな食べ物です。
けしの実シュガーとバニラソースを添えて食べます。

ゲルムクヌーデルって、かっこいい〜(硬い)名前だけど、柔らかい食べ物よ。
ゲルム+クヌーデルよ
オーストリア料理「Germknödel」南ドイツ料理「Dampfnudeln」
見た目、材料もほぼ同じの南ドイツ料理が「Dampfnudeln」(ダンプフヌーデルン)。
でも、ダンプフヌーデルンとゲルムクヌーデルって、実はちょっと違うのです。
ゲルムクヌーデル
オーストリア料理のゲルムクヌーデル、名前のGermknödelの意味はこれ。
- Germゲルム=イースト
- Knödelクヌーデル=団子(Kartoffelknödelとかありますね)
スキー場でよく見かける料理です。寒い日の山小屋では暖かくて甘いものが美味しい!という訳かな。
ゲルムクヌーデルはイースト生地を、軽く塩を入れたお湯で茹でる、か、塩水を入れた鍋に蒸し器を置いて蒸して作ります。
ダンプフヌーデルン
南ドイツ料理のダンプフヌーデルン、Dampfnudelnの意味は
- Dampfダンプフ=蒸気(dämpfen=蒸す)
- Nudelnヌーデルン=麺類(小麦粉で作ったもの総称)
ダンプフヌーデルンは、牛乳と砂糖をいれたプライパンに生地を並べて、蓋をして蒸して作ります。
なので、ダンプフヌーデルンの底にちょっと焦げ目が出来ます。(焦げ目とは美味しそうだなあ)
本日いただいたゲルムクヌーデル

小麦粉やイーストは家にあるから、自分で作ってもいいけど、
自分で作ってまで食べようと思わないのが、
家事の時短を目指すズボラな私
先日、お店で5個1ユーロ(約130円)で見つけたゲルムクヌーデルをいただきます!

お値段がデカデカと書かれていたシールをとりましたよ!

冷凍の肉まんと同じく、蒸すか電子レンジ、ということなので、ズボラ主婦としては当然のごとくレンチンです。(表面のツルツルが重なったクヌーデルにくっついて禿げてしまった)

けしの実シュガーはついていたけれど、バニラソースはついていなかったので、こちらを使用。
これはそのままかけるだけのバニラソース。私は牛乳を温めて作るバニラソースの素を使うことが多いけど、今回はズボラ路線を行く!

温まったゲルムクヌーデルにシュガーとバニラソースを添えました。
本当なら溶かしバターをかけてから「けしの実シュガー」をかけるのだけど、カロリーを増やさないために(本当はズボラ路線を完走するために)溶かしバターなし。
オーストリアの甘い粉料理って、ランチによく出る
ふわふわのクネーデル、中の甘すぎないプルーンジャム。そして、バニラソースがとてもよくあって美味しかったです。
このゲルムクヌーデル、ダンプフヌーデルンもそうだけど、我が家ではよくランチに食べます。
そう、おやつでなくて、昼食!
もちろん、おやつ、コーヒータイムに食べても良いのです。甘いし。
だけど、これ、ランチにもよく食べられているんです。特にオーストリアのランチはまるでおやつ!(いつもではない)
まだドイツに住み始めて半年の、語学学校の学生だった夏休みの事。せっかくだからウィーン大学の夏休みドイツ語コースを受講しました。

憧れのウイーンだったんだもん!
その時はウイーン大学の施設使い放題!もちろん、学生食堂も利用し放題!
学生食堂だと安くランチが食べれるから、とよく利用したのです。
4〜5種類のランチメニューがあって、一番安いものを選んだら、ゲルムクヌーデルなどの甘い小麦粉を使った料理ばかり!

わすれられないのはPalatschinken!(パラチンケン)
ウイーン風のパンケーキ(ドイツのと似てる)よ。
甘いパンケーキがランチ。
「塩辛いものが食べたい!」と言いつつ、何度か甘い小麦粉の料理をお昼にいただいていました。
でもいくら安くても、ランチにスイーツばかりというのは・・・ちょっとねえ。

にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント