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ドイツも明るくなったよね〜照明の経験話

ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

先日、家中の天井につけている照明をLED照明器具に取り付け変えた、と言う事を書きました。

このところ、世界の技術の進歩は追いつけないほどに早いですが、それは照明に関しても言えますね。

私の個人的体験談で申し訳ないのですが、ここ30年ドイツに住んで、照明器具がいかに変化したかを自分自身への忘備録を兼ねて書いてみようと思います。

ムードはあるけれど家の中は暗い!

私がドイツに来たばかりの頃は、学校やお店、オフィスでは蛍光灯が使われていましたが、一般家庭ではほとんど全ての部屋が白熱電球。

丸い、どこでもよく見る電球に加えて、蝋燭の形をした電球、この2つのタイプがメインでした。

↑今は白熱電球が販売されていないので、写真のものはLEDですが、当時はこの形で白熱電球でした。

シャンデリア型の照明は昔からリビングで良く使われていました。今でも見かけますが・・・

キッチンのリノベーションの間、照明器具がついていなかったので、とりあえずの工事用白熱電球。今見ると・・暗い!でも75W!

トイレや廊下ならわかるけれど、長時間いる部屋でも白熱電灯。

初めてドイツに来てお世話になった家庭のゲストルームは40㎡くらいあろうかと言う広い部屋でしたが、シャンデリアのような照明器具が一つついているだけで、スタンドもなく、とにかく暗かったのです。

せっかくの初めてのドイツ。日記を書こう!と思っていたのに、暗すぎて書くことが出来ず、部屋に戻ったら寝るだけ!でした。

また、日本人学生の間ではドイツの部屋の照明の暗さが話題で、「目が悪くなる!」と訴えていた人も。

(今は別の問題で目が悪くなりそうですが)

ハロゲンの読書灯やフロアランプが流行

白熱電灯では読書などには暗すぎる、とはドイツ人も思っていたのか、ハロゲンのフロアランプが流行に。

これをリビングに置いて、夜はこのライトで読書する、と言う人が結構いたようです。人によっては目が疲れる!と言うこともあったようですが。

間接照明で蛍光灯が!でもうるさい!

オフィスでは蛍光灯が使われているのだから、ドイツでも蛍光灯が手に入るはず!とホームセンターに出かけるとありました!

けれど、業務用の専門店ではなくて、一般人が簡単に購入できるホームセンターの蛍光灯はメーカー品でも質が悪く、使っている間は「ぶ〜〜」と音がするのです。

とても耳障り!

その頃建てられた家には間接照明で蛍光灯が使われている家も見かける様になりました。(業者が取り付ける蛍光灯は音がしない質の良いものが。)

電球型蛍光灯が出回るけれど、なかなか明るくならない!

先日の記事にも書きましたが、白熱電球は環境によくない、と使用禁止へと進んで行くにあたり、電球型の蛍光灯が売り出され始めました。

ですが、20年くらい前の電球型蛍光灯は質がとても悪くて使えたものではなかったのですよ。

スイッチをオンにしても・・・暗い!数分待ってやっと明るくなる、という始末。

こんな反応の悪い電球はリビングルームで使うのも嫌ですが、廊下などには使えません。

LEDが登場!

電球型蛍光灯の質が上がって使い物になる様になった頃、

LEDの照明器具が登場して、やっとドイツの部屋も日本の部屋と同じくらいの明るさにもできる!様になりました。

なにしろ、LEDが登場するまで日本のような長い、歩いは長い棒を丸くした形の蛍光灯は一般家庭ではほとんど使われなかったのです。

理由の一つにはきっと「明るすぎて夜には眠れなくなる」と言うのもあるのだと思いますが。

ああ、暗かったドイツの家ともおさらばできる!

我が家で主に使っているパネルの形のLEDの照明器具。

暖色から寒色まで変化させられるようになって、やっと一般家庭でも好んで使われる様になった感じです。

夜はなるべく暖色にしてぐっすり眠れる様にしたいですよね。

・・・と言っても、夜になってもせっせとPCやスマホを見ていてはあまりよく眠れませんが・・・

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