夏休みに入ったドイツはノルトライン=ヴェストファーレン州に住むshirousagiです。
日本からドイツなどEUに渡航する事は可能になりますが、ドイツから日本に飛ぶと公共交通の利用不可、2週間の待機が待っているので、実家がないのに無理してまで帰国する必要はないですね。今年は自宅でのんびりの夏休みです。
旅行といえば写真!最近はSNSにアップするために旅行中でなくてもせっせと写真を撮影する人は多いかと思いますが、特にいつもと違う場所に出かけると写真をとっておきたくなりますよね。
私も普段でもこのブログ用を始め、元々写真撮影するのが好きなので写真を撮りまくっていますが、旅行となるともっと頻繁に写真を撮っています。
おかげでPCやスマホの写真アプリのフォルダーには整理しきれないほどの写真が溜まってしまいました。
モノが溢れていると大事なモノの存在を忘れたり、探し物が増えたりするのは写真も同じです。
「そういえば、あの空港で写真を撮ったなあ・・どこにやったっけ?」と写真アプリの中を探しまくる事は日常茶飯事。
「これでは写真を探すだけで1日が終わってしまう!」と撮りためた写真を整理をしましたよ。
写真は撮影したらできるだけ早く分類すると良いのですが、外出中にスマホで撮影した物などそのままにしていませんか?
特に最近はPCでもタブレットでもスマホでもどのデバイスで撮影しても自動で全てのデバイスが同期されるとなると
「撮りっぱなし」になってしまうことが多い気がします。
しかも、フィルムを使っていた頃はシャッターを押すたびにフィルム消費するので考えてからシャッターを押していましたが、デジタルだと100枚でも200枚でもフィルムを購入する事なく延々と写真撮影ができるので「とりあえず撮っておく」といったことをしてしまいます。
特に私はウサギや野鳥といった動物を撮影するので、一度に10回以上シャッターを押すことも珍しくありません。
そうすると貴重な一瞬が撮れる事があるのですよね。ただ・・・写真フォルダには同じような写真が何十枚も並んでしまいます。
いくら可愛いペットの写真でも、同じような写真を何十枚も保存しておく必要はありませんよね。
と言う訳でせっせと写真アプリに入っている写真の整理です。
- いらない写真、ダブっている写真はゴミ箱へ!(消去)
- 分類してフォルダを作ってタイトルをつけて!
ここで、写真を見ながら「あ〜〜そういえばこんな事があったねえ」とか「ここ、美味しかったよね」とか思い出にふけっていると時間が速攻で過ぎてしまいます。
ここは・・・さっさと事務的に写真整理する!これしかありません。
写真と言えば、最初に書いた通り、デジタルカメラが普及する前はフィルムを使ったアナログなカメラしかありませんでした。
日常はカメラを持ち歩く事もなく、したがって、写真を撮る、といえば赤ちゃんやペットでもいない限り旅行先くらい。
そう、「旅行に行く」となると急にカメラが大活躍でしたね。
私が生まれて初めてドイツに飛んだ時の事。
ドイツ旅行に先立ってフィルムを購入しましたが(日本のフィルムの方が質が良いし、旅行中にいつ買い物できるかわからないので)
何しろ特に初めてのドイツ。沢山の写真を撮りたいけれどフィルムもかさばります。一体、何本のフィルムを持って行ったらいいかしら?これで足りるかしら?と悩みまくり、荷物の準備をし終えても「本当にこれでフィルム不足しないかなあ?」と心配に。
そして、旅行中はいつもカメラをバッグに!(カメラは結構大きかったのに)
そんな初めてのドイツ旅行中、忘れもしないハイデルベルクへのバス旅行中。同乗していた日本人の男の子がカメラを持っていないのです。
「どうして?初めてのドイツ旅行、思い出に写真を撮りたくないの?」と尋ねると
「カメラなんていらない。旅行の記念、ドイツの風景はこの頭の中に焼き付ける!写真撮影に夢中になっていると周りが見えなくなる事もあるよ」と。
あれからも旅行の度に写真は撮っていますが、その度にあの初めてのドイツ旅行で出会った男の子のセリフを思い出して、
写真撮影ばかりに気を取られないようにしよう!
と、自分に言い聞かせています。
ちなみに、彼は写真撮影の代わりにバス移動中も目的地ハイデルベルクでもガイドをしてくれたドイツ人と楽しく会話をしていました。彼は全くドイツ語の知識は持っておらず、ドイツに来てすぐだったと言うのに。
きっとドイツ人らとのコミュニケーションの楽しい思い出をいっぱい作って日本へ帰国したのだろうなあ・・・
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