今更、特に珍しいものではなくなりましたが・・・
先日シリコン製の蓋を買いました。それはこれ。
ヨーグルト容器の上にのせている黄色い蓋がそれです。
つかなくなったプラスチックの蓋
我が家ではヨーグルトは常備しています。そのまま食べたり、料理やデザートに使ったり。大体500ml入りのプレーンヨーグルトです。
このヨーグルト、メーカーにもよりますが、私がよく買っていたところでは容器の上にさらに透明プラスチック製の蓋がついていました。
いつの間にか、この透明の蓋がつかなくなりました。(まだ探せば蓋付きで売っているヨーグルトがあるかと思いますが)
最初は「お店で蓋だけ落ちてしまったかな?」と思っていましたが、何度も蓋なしで販売されているのを見て、「ああ、ゴミになるからつけるのをやめたのか」と確信。
容器を開けても、一度に500mlも使わないヨーグルト。使いかけの時にする蓋はつけるとゴミが増えます。
プラスチックだし。
調べるとヨーグルト容器用の蓋が色々売っています。それを購入しよう!何度も利用できるからエコだ!
・・・と思いつつ早くも数ヶ月!
ヨーグルトのためにラップを使うのもゴミが出るし、第一、「ケチ」な私がラップを使うのに抵抗があるのはいうまでもありません。
使い捨てのラップを使用しないエコなドイツ人主婦
蓋、そしてラップと言えば・・・
私がドイツに来て学生だった頃にお世話になっていた家庭のお母さん。ドイツのインテリな女性によく見かけるタイプで環境問題に関心があり、とにかくゴミを出さない、なるべく物を使い捨てしない、という人でした。
ラップやキッチンペーパーといった物は一切使わない人で、本当にその家にはキッチンペーパーもアルミホイルもラップもありませんでした。
まだ密閉容器(タッパーとか、そういったシール容器)がドイツでほとんど見かけられなかったその頃。
この家庭にも密閉容器はなかったのです。では、ラップを使わないそのお母さん、残った食事や後で食事する人のための食事が乾燥しないようにするにはどうしたか?
蓋として、お皿をかぶせていたのです。こんな感じに。
食洗機はその当時からスタンダードに普及していたドイツ。洗うお皿一枚増えたところで、食洗機に必要な水、電気代は変わりません。
このお皿を被せるというアイディア、ケチな私はすぐに見習いました!そして、私もしばらくはラップの代わりに残った食事にはこのようにお皿で蓋をしていました。
シリコンラップの使用
そんなある日、数年前の事。日本で100円ショップに出かけ、シリコンラップなるものを見つけたのです。早速それを購入。
それ以来、お皿の代わりにシリコンラップを使うようになりました。(ここまでの話は2年前に別ブログにも書きました)
ゴミを出すのが嫌いなドイツ人もこのシリコンラップは気に入って、私は日本への一時帰国の度にシリコンラップを購入していました。
ラップとは言え、ぴたっ!と閉まらないのですが、それでもお皿を被せるよりはましです。なんといってもお皿が落ちて割れるかも、という心配がシリコンラップにはありません。
この100円ショップでシリコン製の蓋も見つけ、それも購入。しばらく使っていました。(現在行方不明なので写真が撮れない・・・どうして行方不明なの?)
IKEAの365+のシリコンの蓋
このシリコンの蓋がとても便利でもっと欲しいな〜〜と思っていたところで、IKEAの容器と蓋を購入。これがすっかりお気に入りに!
ただ・・・最初はこの蓋のデザインが気にいらなかったのです。(それですぐには買わなかった)
ところが使い始めると便利で、今やちょっとした食器に蓋をしたい時もこのIKEAの青いシリコン製の蓋をしています。
食器が丸いのに四角い蓋をしているなんて・・・ですって?
丸い蓋はまだ買っていないのです。次回IKEAに行ったら購入する予定!(早くIKEAのレストランも営業してくれないかな?)
==追記==
この後、丸い蓋も買って使っています。
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シリコン製の蓋と言えば、ただ上に置くだけ、というタイプ以外にも、嵌め込むタイプのものもありますが。そして、ヨーグルトの容器用だと大きさはメーカーに関係なく決まっているので嵌め込むタイプの方が便利そうなのですが、店頭で見た事がないので
しばらくは「ただ上に置くだけの蓋」を愛用する事にします。
なんたって、この蓋は置くだけなので、ワンアクション!
ズボラな私にはぴったりなのですよ!
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