かれこれもう4年ほど前になるのですが、怪我をして入院していました。
この時の病院の食事を紹介しています。
ドイツの毎日の食事は一般家庭でも朝食と夕食は(伝統的には)毎日ほぼ同じです。ランチだけ暖かい食事を取ります。
なので、病院でも毎日メニューが変わるのはランチのみです。
入院中って退屈だからこれが辛い!食事の楽しみっていうものがありません。
と、文句をいうのはやめて、折角作ってくれた食事、美味しくいただきました!
入院当日に献立表を渡されて、数日分の希望メニューを伝える
朝食と夕食は入院前に綺麗にカラーで印刷された冊子に提供できるものが書いてあり、その中から選びました。
昼食は日替わりなので、毎週、1週間分のメニュー表が渡されて、この中から自分が食べたいメニューを選びます。
私が入院した病院では
- 日替わりランチ1
- 日替わりランチ2
- 肉なしのランチ
- 週替わりランチ
- 特別メニュー
のこの5つのランチから選べました。
どのメニューでも
- スープか前菜のどちらか
- 日替わりデザートかヨーグルトかフルーツのどれか
も付きます。
私が選んだメニューの一つはこれ。(写真のMittwochの日替わりランチ2)
- 白身魚の野菜ソースかけ
- ほうれん草
- じゃがいも
さらにコンソメスープとデザートのバナナクリームがついていました。
ランチのトレーにはこれだけのっています。
- スープがトマトスープ
- メインが詰め物をしたパプリカ、トマトソースかけ、ライス、サラダ
- デザートがベリーのヨーグルト
そして、メニュー表には書いていない、「おやつのケーキ」!
午後にはコーヒー・ティーの時間にケーキ付き
ランチのプレートにはいつもケーキが一切れ。これもいくつかの種類の中から事前に一つ選んでおきます。(これが口頭のみだった)
ランチの時には私はこのケーキは食べず、そのまま部屋に残しておきました。(デザートが別にあるのでケーキまでランチと一緒に食べたいとも思わず)
2時〜3時ごろになると食事の担当の人が大きなワゴンでコーヒーや紅茶、ハーブティーなど希望の飲み物をききながら入れてくれるので、そのコーヒーと一緒にケーキです。
そのための、コーヒータイムのためのケーキだったと思いますが。何しろ、3時のケーキが欠かせないドイツ人!(ったって、日頃はそれどころではありませんが)
ケーキと言っても、スーパーでパックされて市販されているようなケーキでしたが、甘いものは嬉しいですね。
選べるのは嬉しかったけれど、何しろ口頭で答えるのが大変だった!
以上、3回に分けて紹介しましたが、これが入院中に出た食事です。
ドイツに住む日本人の方で入院経験がある方はみなさん「食事が耐えられない!」とおっしゃいます。
私も長期入院の時は本当に辛かった!です。(特に夕食)
が、前回の入院はたった3日というのもあってか?それとも長いドイツ滞在で鍛えられたのか、楽しんで食事をいただきました!
色々選べるのはいいのですが、難点は・・・
特にケーキは事前に書いた紙もなく、口頭で
「月曜日はバナナケーキとチョコレートケーキとヨーグルトケーキ。どれがいい?」
と聞かれたこと。
しかも早口!
何しろ一度に数日分答えるので「えっと、そのケーキどんなの?」なんて質問する暇もないし、(大体、選択肢も結構あって、それを聞いているうちに最初のケーキはなんだったか忘れているし)即答で「チョコ!」などと返答。
食事も全て読み上げてくれて、その中から「日替わりの2!」などと回答。
事前にタブレットかなんかで希望の食事をじっくり登録できればいいのにね。(すでにそうなっているところがあるかもしれませんが)
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