今年は6月29日から夏休みに突入していたドイツはNRW(ノルトライン=ヴェストファーレン州)に住むshirousagiです。
私の本業(ピアノのせんせい)も学校が夏休みに入るとお休みになるのでのんびりと夏休みを楽しんでいましたが・・・ああ、その楽しい夏休みも後1週間になってしまいました(涙)
いえ、お仕事があるからお休みも嬉しいのですよね、はい、またせっせと働きます!
さて、そのNRW州の学校ですが、新型コロナのために3月16日から休校、5月から(学年によっては4月下旬から)再開しましたが、生徒を分けて登校させ、対面授業とオンライン授業が行われていました。
ですが、夏休み後は通常通り、全ての生徒が毎日登校して対面授業を受ける事が出来るようになるそうです。
しかし、生徒全員が一度に登校すると、「社会的距離」は保つことが難しい。(まあ、無理だね。子供は動くし)
かといって、「もうコロナは去ったから・・」というにはまだ早すぎる、という訳でしょうか?
学校ではマスク着用義務
になりました。
本当に去年までは「ドイツではマスクをしないでね!」と言っていたというのに。(日本人はドイツで病気でもないのにマスクをして歩く人もいたので)
これは2019年の1月に書いた記事です。この頃はドイツではマスクをしていると表情が読み取れないからとても嫌われました。疾患持ち、重病患者と間違えられる危険もありました。
なのに、2020年8月は学校ではマスク着用が義務!ですって。
マスク、誰がどこで着用が義務かというと、NRW州では
1年生〜4年生(小学校)=学校の敷地、建物内ではマスク着用。授業で自分の席に着席したらマスクをしなくてよい
5年生以上(中学校以上)=授業中もマスク着用義務
州によっては5年生以上でも授業中はマスクを外して良いそうですが、ここNRW州は五年生以上は授業中もマスク着用が義務です。今のところNRW州がマスク着用の規則はドイツ国内で一番厳しいようです。
よほど病気などでマスクの着用ができない、という場合以外はマスク着用しないと罰則が待っているかも。
フェイスシールドも効果が少ない、という報告からフェイスシールドで代用はダメ、なんだとか。
とりあえずこのマスク着用義務は8月いっぱいまでなのだそうですが、この暑い8月に冷房のない学校でマスクをしたまま過ごすのって、元気いっぱいの子供達には辛いことですよね・・・
猛暑にならなかった2020年の夏とは言え、今週はとても暑くなる予定です。
土曜日は最高気温36℃と予報が出ています。
学校が始まる8月12日からまた過ごしやすい気温になりそうですが、学校の建物の中、暑くならないといいけど・・・
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