秋になると一度は飲みたくなるのが発酵途中のワイン、「Federweißer」(フェーダーヴァイサー)です。
そして、このフェーダーヴァイサーには「玉ねぎケーキ」(Zwiebelkuchen・ツヴィーベルクーヘン)は欠かせません!
今年の秋の1日、玉ねぎケーキを作りました!去年、このブログでこの玉ねぎケーキを紹介しているのですが、今回はちょっと違うレシピ(と言っても根本は同じ)で玉ねぎケーキを焼いたので紹介します!
Zwiebelkuchen(玉ねぎケーキ)
Kuchen=ケーキなので「玉ねぎケーキ」と訳しましたが甘くはありません。ケーキのように小麦粉を使って、ケーキのような形でケーキのようにオーブンで焼くのでKuchen(クーヘン)「ケーキ」と名前がついています。
キッシュのようなものですね!こちらではりっぱな食事(ランチとか夕食とか)にもなります。
玉ねぎケーキの作り方
今回もドイツで普通に使われている天板一枚分です。
なぜか、ドイツのオーブンの天板(Bachblech)の大きさは統一していなくてオーブンによって違いますが、大体縦28-32cm、横37-40cmです。
材料
イースト生地
- 小麦粉 500g
- 砂糖 小さじ1
- 人肌に温めた牛乳 1/8ℓ
- 生イースト1個(42g・ドライイーストだと2袋分14g)
- バター 100g
- 卵 1個
- 塩 小さじ1
生地に載せる玉ねぎの具
- 玉ねぎ 大きめのもの8個くらい(約1kg)
- バター 100g
- ベーコン角切り 160g
- サワークリーム 400ml
- 卵 4個
作り方
1. 小麦粉と塩を混ぜておきます。
2.イーストを砕き、(生イーストはサイコロ状に固めてある)砂糖と牛乳と一緒に混ぜ溶かします。
3.小麦粉に2のイーストの入った牛乳、バター、卵を入れ、よく混ぜます。(ハンドミキサーの Knethakenを使います)
4.よく混ぜて一塊にしたらボールにいれてフキンをかぶせ、暖かいところに大体倍の大きさになるくらい、60分くらい置きます。
5.発酵させている間に玉ねぎをみじん切りにします。
6.フライパンを温めバターを溶かし、みじん切りにした玉ねぎを透明になるくらいまで炒めます。
7.炒めた玉ねぎはフライパンからボールなどに移し、冷まします。角切りのベーコン(Schinkenwürfel)を軽く炒め、玉ねぎと混ぜます。
8.7にサワークリーム(Saure Sahne)と卵をいれ、混ぜます。
(Saure Sahne が家に200gしかなかったので、Schmandを追加しました)
好みで胡椒を少々入れても良いですね!
9.オーブンを200度に温めます。
10.膨らんだイースト生地をもう一度混ぜて、バターを塗った天板(私はクッキングぺーパーを使いました)にひろげます。このレシピだと小麦粉の割に牛乳の量が少ないので、生地がまとまりやすいですが、天板に広げるのが少々大変でした。
1時間放置した生地。ぷっくりと膨らんでいます。これを一度ひとまとめにしてから天板に広げます。
11.10の上に8をのせます。温まったオーブンに入れて約30分。
12.出来上がり!
個人的好みではもっと焼き色をつけた方がよかったな〜と思います。ただ、生地はすっかり色がついて焼けているのでこれ以上オーブンで焼くのはやめました。
焼きたてを・・・ワインと一緒に召し上がれ!
コメント