こんにちは!手作りの布マスクでは買い物にいけなくなるかも、とあわててN95のマスクを入手したドイツに住むshirousagiです。
去年からずっとおうち時間が多くて、「よかった!その前に買っておいて」と思っているものに、我が家では「キッチン」があります。
まさか、これほど料理をする日が来ようとは思わなかったのですが、我が家のキッチンはとても古かったので、やっとの思いで2019年にリフォームしました。
この時にキッチンのプランを担当してくれた人が「こんなに小さくていいの?」と言ったほど、コンパクトなキッチンにしています。
キッチンの部屋のスペースはあるのに、あえて大きなキッチンにせず、小さなキッチンにしたのには
(床面積の)広いキッチンは料理するのに歩き回る事になるから使い辛い!
と、思ったからです。
実際にこれまでドイツに来てから、そして結婚してから引っ越しに引っ越しを重ね、6件の家(アパートとか)に住みましたが、やたら広いキッチンはとても使いにくく、狭いキッチンの方が便利だったのです。
ですが、狭いキッチンにするには、それなりに物を少なくしておかないと「物の置き場がない!」という状態になり、作業台の上に物が散らかる原因になります。
そこで、私が2年前のキッチンリフォームに際して物を増やさないために考慮した事を、以前書きました。
キッチンのリフォームに際して、私が物を増やさないために考慮した事
今回は前回には触れなかった、キッチンを使いやすくするために考慮した「キッチン家電」「調理家電」についてお伝えします。
あくまでも私の生活スタイルでの話なのですが、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、私は割とドイツ料理をよく作り(安くつくから)ドイツレシピのケーキを焼くのも好きです。
家族構成や住んでいるところ、どんな料理をよくするか、などで必要なもの、そうでない物は違うと思います。以下はあくまでも私が持っているキッチン家電と必要でないと思ったものです。
ただ、便利そうだから、と多くのキッチン家電を持つとキッチンがカオスになると思うので、生活スタイルに合わせて、持つ家電は厳選した方が良いと思っていますよ。
私が絶対に手放さない、設置すると決めた家電
キッチンのリフォームの際に「これだけは手放さない」と決めた家電です。
大きい物は最初にプランに入れておかないと、後になって設置しようにも場所がない!という事にもなりかねないので、リフォームの際には手放したくない物を最初に考えました。
冷凍冷蔵庫
家族がいるなら、そしてコンビニのない世界に住んでいればマストアイテムですね。
しかし、大きさだけは考えて、あまり大きすぎないものを選びました。
コンロ、オーブン
オーブン料理は「入れてしまえば、後は時間が来るまで放置できる」ので大好きです。また、ケーキを焼くのも好きなので、オーブンは必須。
3人家族の我が家ではコンロはもちろん必須です。
食器洗浄機
これはドイツの家庭ではかなり普及しています。油っぽい料理が多いので、食洗機はとても便利です。
使うようになったら家事時短できるので、もう手放せません!
電子レンジ
我が家では各自が別の時間に食事をとったり、飲み物を簡単に温めたい、ということが多いので、温め直すのにマストアイテムです。
日本だとオーブンレンジで一台で済ませられますが、私はドイツでスタンダードなオーブン機能だけついている大きなオーブンを使っているので、別に電子レンジが一つ必要になっています。
炊飯器
学生時代は鍋でご飯を炊いていたので、なくても生活できる自信はあるのですが、家族にご飯を炊くのを頼むのに我が家では炊飯器は欠かせません。
これがあると家族に「ご飯を炊いておいてね」と頼めるので便利です。他の調理にも使えますね。
フードプロセッサー
これは必ずしも必要ない人は多いかと思います。
私は、ミートソース、ジャガイモのパンケーキ(カルトッフェルプッファー)を作る時に使い、それらをよく作るので、プードプロセッサーが欠かせません。
おろし金や包丁でも出来るので、あまり料理をしない人にはフードプロセッサーは必要ないと思いますが。(後片付けが面倒だし)
ハンドミキサー
ケーキを焼くには欠かせないマストアイテムなので、これは手放せません。キッチンのリフォームを機会に買い替えたくらいです。
電気ケトル
コーヒーにお茶に、そしてインスタントスープを作る時など、鍋でお湯を沸かすよりエネルギー節約になり(少なくともドイツでは)、しかもはやくお湯が沸くので手放せません。
滅多に使わないけれど、使う時があっていまだ手放せないもの
あまり使わないのに、手放せずに持っているキッチン家電があります。
ジューサーミキサー
たまに使うのですよ。どうしようかと毎回考えるのですが、今のところキッチンにあります。
ラクレットメーカー
最近は日本でも売っているようですが、ラクレットを作るホットプレートのような物です。滅多に使わないのですが、友人が来た時に一緒に食べるには美味しくて、楽しくて・・・まあ、日本の鍋とか焼肉のような感じでしょうか?
各自で好きなように作りながら食べる、って楽しいですよね。
というわけで、友人が来た時のために地下室に保管しています。
以前は持っていたけれど、不要だと思い手放したキッチン家電
これがあると便利だと思っていましたが、結局あまり使わなかったり、不便だったり、場所をとるのが嫌で手放したものです。
電動スライサー
ハムとかパンとかをスライスする機械です。
ドイツでは薄切りの肉を入手しにくいので塊肉を冷凍しておいて、半解凍してスライサーで切ると簡単に肉を薄切りにできる、というわけで購入。
パンも塊で買ってくることが多かったので、パンのスライスにも使っていました。
かなり長い間使っていましたが、欠点はお手入れ。
パンをスライスしたくらいなら、毎回は洗わなくても大丈夫ですが、肉をスライスした後は全て分解して洗うのがとても面倒なので、薄切りの肉が欲しければ包丁で切る事にしました。今のところ問題はありません。
パンはパン屋さんで「スライスしてください!」といえばしてもらえます。
オーブントースター
トーストを食べるのは好きなので購入しましたが、日本の食パンのようにふわふわもちもちというパンは手に入りにくいし、これ以上キッチンの作業台を占領する物を置きたくないので、手放しました。
トーストが好き、といっても滅多に食べないのですよ。それに料理にはオーブンがあります。
コーヒーメーカー
ドイツ人が一番好きな飲み物はコーヒーなのではないか、と思うほど、コーヒーメーカーは普及しています。
一時は私も持っていましたが、「魔法瓶の上にドリッパーおいて、電気ケトルでお湯を沸かす方が簡単かも」と思い、コーヒーメーカーは処分しました。
以前は欲しいと思ったけれど、今は不要だと思っている調理家電
一時は本気で買おう!と思って下調べもしましたが、結局買うのはやめたものです。買わなくてよかった!(理由はもちろん、場所をとるから)
電動フライヤー、ノンフライヤー
揚げ物は大好き!でもカロリーが気になりますよね。
そこで見つけた「ノンフライヤー」、油を使わずに揚げ物を作る、という機械です。
一時はとても欲しくなって、どのメーカーが良いか、どこで買おうか、と検討したのですが、どうも音がうるさいらしい・・と躊躇しているうちに、
この機械があるとキッチンの作業台が狭くなる!と思い、購入を断念しました。
揚げ物はたま〜にレストランで食べる、か、我慢します。
パッドのコーヒーメーカー
カプセルではなくて、パッドのコーヒーメーカーです。
日本にあるのかわからないのですが、パッドとはこれです。
数年前からドイツでは人気で、このコーヒーメーカーだと1杯だけでもコーヒーをすぐに入れることができます。
普通のコーヒーメーカーだと一度に数杯分は入れますよね。だから1杯だけ手軽に入れられるパッドのメーカーが人気になったのだと思います。粉でなくてパッドだと手でつまんで簡単にセットできるし。
でも・・・私には美味しくないのですよ。欲しいな、と思っていたのですが、生徒さんのところでこのタイプのコーヒーをもらって、味にがっかり。
購入はやめました。買えば場所をとるし。
ドイツでも簡単に手に入れば欲しいと思っている調理家電
ずばり、「ヘルシオ」です。
これは日本に住む知人の何人かが持っていて、その良さを教えてもらったのですよ。
美味しく調理できて時短になるのなら場所を少々とっても欲しい!と思っています。
========
その他にドイツでもよく見かけるキッチン家電といえば
- ゆで卵メーカー
- ワッフルメーカー
これらは使用目的が限られている割に場所をとるので購入しません。ワッフルは美味しいけれど。
========
電子レンジや炊飯器の大きさの家電って、キッチンの場所を取りますよね。
しかも少々重いので、できれば作業台に出しっぱなしにしておきたいのです。
以前、スライサーを持っていた時はスライサーを棚の中に納めていて、使う時だけ棚の下の方から取り出して使っていたのですが、そうすると作業が増えて、
「ちょっとパンをスライスしたいけれど、スライサーを出すのが面倒だから、包丁で切っちゃえ!」
となってしまっていました。(だったらそのスライサーは必要ない・・・)
なので、そういった調理家電、キッチン家電は
「キッチンの作業台においてスタンバイさせておいても、邪魔にならない物だけ持つ」
事にしています。
もちろん、使わないものは手放しますよ。
コメント