なかなか自由にお出かけ出来ない日々が続いているドイツに住むうさぎ、shirousagiです。
おうち時間が長い時の決定版はなんといっても「片付け」ですね。
私も1年前からそれまで以上に意識して「断捨離だ!」と片付けに励んできました。
ミニマリスト、とまではいかなくても、徐々に家の中の物が少なくなっています。掃除が楽になって、生活も快適になりつつあります。
ところで、「ミニマリスト」と聞くと、「ミニマリストはこんな物は持っていないはず」とか、「なぜミニマリストなのに、これを持っているの?」という発言がある、ということを最近よく耳にします。
生活スタイルや人生で何に価値を置いているかは人それぞれですよね。生活する上で必要な物って、その人その人によって違いますよね。
「ミニマリスト」と呼ばれる、または自称するくらいものを減らしている人であっても、その人がとても価値を感じているものは、たとえ他人の目からするとゴミに見えるものでも、とても大事なものであることもあります。
断捨離をすると自分が見えてくる、と言いますよね。
片付けをしながら、「私にはこれがとても大事なものなんだ」とわかることもあります。
断捨離開始に決めておきたいこと
今日は、断捨離しよう!と始めるにあたって、
私にはこれは大事!という分野を決めておく
ということを提案したいと思います。
片付けに先立って、「理想の暮らし」をイメージする
片付けをするに先立って、どんな暮らしにしたいか、どんな部屋、家にしたいか、イメージを持って始めるのはとても大事です。
私は家の中に物が溢れていたので、とにかく物を減らそう!と理想の形も考えず、片っ端から片付けをしていました。
ですが、すると「これって、必要かな?」と悩んだり、残す、と決めた後、1ヶ月もしないうちにやっぱり捨てる、となったり。
同じ場所を、同じ引き出しの中の物を何度も引っ張り出して、片付けをしてました。
時間を空けずに何度も同じ箇所を片付けるなんて、なんと要領の悪いこと!
所持数が減れば良い、のではなくて、自分が「これは譲れない」という分野を決める
断捨離やお片付けの動画やブログを見ると、「600着あった洋服が20着に!」などと数が書いてある物がありますよね。
すごい!580着も減らしたんだ!私も頑張ろ〜〜!
確かにちょっとしたモチベーションになるのです。が、
「本は全て手放しました!」と聞くと
「ちょっと待って!私の本棚には紙媒体のものがいっぱい!でもこれは手放したくないなあ・・・」
ミニマリストを自称している人が、紙の本を持っていると「あの人はミニマリストではない」という声があるそうですが、私も楽譜を500冊以上持っているから、ミニマリストどころか、シンプルライフも送れない??
これはお気に入り・価値があるから残すリスト・私の場合
というわけで、「これは自分にはとても価値があるから、数を増やしてもOK!」なものを決めておくと、自分らしさを失わない、「片付け」が目的ではない、理想的な暮らしをするための手段の片付けが実行できると思います。
私の場合の「これは捨てない、大事なもの、欲しいもの」は
- 楽器(コレクションとしてではなく、実際に演奏できるもの)
- 楽譜(デジタルの楽譜が便利の良い時もありますが、紙媒体の楽譜は欠かせない!)
- 専門書(Kindleなどデジタルでは入手不可能なものあり)
- CD(これはいままでこのブログに書いた通り、かなり減らしましたが、一部のCDは大事な音源としてキープ。非売品というものも)
- 我が家のうさぎのためのおもちゃや餌、用具(うさぎの部屋だけは物がゴチャゴチャした方が喜ばれる!←うさぎに)
これらのものは私にとって「欲しいもの」です。たとえ10年使っていなくても手放せません。
仕事で必要、というものもありますが、仕事で必要でなくても個人的に大事にしたいものです。
そして、「欲しいもの」はお値段が高くても良いものを購入します。贅沢しすぎない程度に。
これから片付けに取り掛かる場合、「私のお気に入りグッズ」を決めてから片付けに励んでみてはいかがでしょう?
そして、「お気に入りグッズ」に入るものはたくさん所有してもいいではないですか!
その方が人生が豊かになりますよね。
片付け自体が人生の目標、モノを持たないことが人生の目標、といったことにならないように。(目標でなくて、それは手段)
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