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物をたくさん所持していたわけ〜100捨てチャレンジを終えて

シンプルライフ
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こんにちは、ロックダウンが1月末まで延長されたドイツに住むshirousagiです。

去年の12月25日まで100日間続けた「100個捨てチャレンジ」、予定通りに無事終了しました。

このチャレンジ中、モノを手放す時に、そのモノを私はどうやって入手し、(どうして買ったのか?どうして家に入れたのか)どうしてこれまでたくさんのモノを保管していたのか考えました。

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どうしてこんなにたくさんのものを家に入れたのか

50代の私にはまだ「物はたくさんあるほど良い」と言った考えが無意識にでもあるようです。

特にお金がなかった頃は物がもらえると嬉しくて全て保管していた

ドイツに来たばかりの頃は、何しろスーツケース1つでやってきて、しかも学生だったのもあってお金はありません。

そんな時に知人らに「これ、あげる」と言われると大抵のものはいただいていました。それがたとえ自分の好みではなくても。

実際には自分の好みというのもなく、もらえる物はすべてもらっていたようです。

下宿先のお母さんに「寄付するつもりなんだけど、この中で欲しい服があったらもらっていいわよ」と言われた時に、カゴ2つ分の衣類、本心は「全ていただきたい」だったのですよ。

自分にどんな服があうのかも考えず。

日本に一時帰国して見つけた物は今のうちに手に入れないと、と思った

25年以上前のドイツでは、日本ほど可愛い物や便利なものがありませんでした。

その頃はよく「ヨーロッパに住んでいるんだから、良い物に囲まれているんでしょう?」と羨ましがられたことも多いのですが、当時のドイツにあった物は、性能の良い物、日本でも有名な「made in Germany」グッズというと、「質は良いけれど、庶民にはとてもお値段が高くて手に届かない」だったのです。

庶民にも手に届くようなお値段のものは性能も品質もとても悪くてがっかり。

そんな時に日本に一時帰国して見かける可愛いグッズ、おしゃれなグッズ、便利グッズの数々。

「いいな〜〜これ!今買っておかないと今度はいつ買えるかわからない!」

100捨てチャレンジ74〜引き出し収納ケース

必要になってからすぐには買い足せないので、多めに買ってしまう

「1つでは足りないかもしれないけど、買い足そうと思ってもすぐに日本に来れるわけではないし、今のうちに買っておこう!」と必要なくなるかもしれないのに、数多く買ってしまったことも。

(特に文具と衣類で多めに買ってしまい、結局は使わなかった物がたくさんあります)

日本に住んでいる友人らの服装や持ち物を真似したくなる

可愛い物が少ないドイツから日本に帰るとそこは別世界!(25年くらい前の話)

友人らが持っている物が可愛くて、「私も欲しいな〜」と思ってしまい、せっせとお店めぐりをして無理矢理にでも可愛いグッズを買いドイツに持ち帰りました。

でも・・・こちらの家には合わなかったり、キャラクターグッズは持ち歩かない自分が実はいたのです。(日本に一時帰国中は自分を見失っていました)

100捨てチャレンジ59&60〜ポイントでもらったオーガナイザーとDVD購入でもらったバッグ

旅行ガイドの「迷ったら買え!」を実行していた

海外旅行のガイドに「旅行中に見つけたもので買おうかどうか迷ったら、買いましょう。生涯でもう2度とその場所には来れないかもしれません」というアドバイスを鵜呑みにしていました。

そう、ドイツに次はいつ来るかわからない、次の外国旅行はアメリカにしよう!と言った人には的確なアドバイスかと思いますが、私にとっての日本は一時帰国の里帰り。

人生、確実なことはないとはいえ、日本への一時帰国はまだ次がある、というのに。

あなたはドイツに住んでいるのだから、とモノをもらうことが多くて、それらを捨てなかった

今50代の私がまだ20代の頃は、東京はともかく、地方にはまだまだ外国暮らしをしている人も少なく、日本に住んでいる親戚や知人から

「ドイツに住んでいるとこれは手に入らないでしょう?」とか「ドイツ人にプレゼントしたらどう?」と色々な物をいただきました。

気持ちはありがたいのですが、その中には全く使えない物も結構あったのです。(日本の観光土産が多かったのですが、ドイツではそれらを飾る習慣がありません。おそらく今は日本でもあまり飾られないかと思います)「買ってあげる」と言われると断れなく、ありがたくいただいて、ドイツまで持って帰り、手放すこともせず保管していました。

100捨てチャレンジ97〜金杯

趣味の物はたくさん持つのが良いと思っていた

15年位前から雑貨を増やすのはやめたのですが、趣味関係のものは「多ければ多いほど良い」と思い込んでいて、音楽と読書が好きな私はとにかくCDと本を集めまくりました。

特に本は「リビングの本棚に本がずらっと並んでいると知的に見えてかっこいい!」と思い込んでいて、実際に読む、読まないはともかく、本をたくさん買って並べておきました。

CDもずらっと並べて、いかにも音楽関係者ヅラ(私はピアノの先生のはしくれ)していたのです。

本をただ持つだけではインテリにはなれないし、CDを持つだけでも音楽に詳しくなれるわけでもないのに・・・

もうしなくなった工作や手芸の材料、道具を「まだ使えるから」と保管

特に子供が小さかった時は子供と一緒に工作をしたり、子供部屋をかわいらしく飾りつけたりしていました。

ドイツ人は自分で作る、というのが好きだし、息子が通ったのが手作業の時間の多いシュタイナー幼稚園&学校だったので、親も子供の持ち物を作ることもあり、洋裁の道具、糸や布、それから窓を飾るための工作材料など買っています。

これらの工作などの材料は使い切ることは少なく、中途半端に残ることが多いですよね。

その残った物を「まだ使えるから」と保管していたのです。もうその作業はしなくなったのに。

100捨てチャレンジ36〜Window Color(グラスデコ)

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こうしてみると、外国暮らしゆえにモノを溜め込んでしまった、という理由もありますが、たまに帰国した日本で見かける物が綺麗で便利で、そしてそれらの物を所有している人が羨ましくて、真似をしたかった、というのもありました。

  • プレゼントでいただいた物は手放せない
  • 無料に弱くて、どんな物でも無料だともらってくる
  • 他人が羨ましくて真似をする
  • 自分が本当に欲しいものがわかっていない

15年位前に、知人からお古のパソコンをもらった、という話を聞いた時に

「パソコン(もちろん古い)をタダで人にあげる人がいるの?信じれない・・・」と思ったほど、物を手放すことができなかったんですよね、私って。。。

コメント

  1. りえこ より:

    はじめまして!
    外国暮らし、とても憧れます♪

    モノとの付き合い方、共感です!
    もったいない、可愛い、でどんどん増えていくのですよね…

    ぜひブログフォローさせていただきます。
    新年も良い年になりますように!

    • shirousagi より:

      りえこさん、

      コメントをありがとうございます!
      可愛い物って、ついつい買ってしまうのですよね。どこに置くかとか、どうやって使うかなど考えずに。。
      特に日本は可愛いものが多くて、ドイツにきたばかりの頃、「この国の若い女の子は可愛い物の存在を知らなくて気の毒だな」とマジで思いました。(キティーちゃんとか、そう言ったキャラクターがドイツに来るまでは)

      ブログフォローありがとうございます!
      これからもドイツの様子やお片付けの様子をアップしますのでよろしくお願いします!
      りえこさんにとっても今年が良い年となりますように!

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