こんにちは、shirousagiです。
ドイツの多くの家庭の朝食に欠かせなくなっているヘーゼルナッツペーストをベースにしたチョコ風味のスプレッド、ヌテラ(Nutella)。
今や世界中で人気のスプレッドのようですね。
先日、「ヌテラの日」にヌテラをもらったことを書きました。
このヌテラの瓶が空っぽになってしまったので、「またヘーゼルナッツのペーストを買おう!」とスーパーへ。
ヌテラのようなスプレッドはドイツでも(ドイツでは?)大人気で、スーパーのプライベートブランドにもたくさんあります。
せっかくだから、まだ食べたことがないスプレッドにしたいな〜〜
おお!なんと向学心のあるshirousagi!
というわけで、(本当なら全く食べない方がいいというのはこの際、無視して)今回は
板チョコで有名なMilka(ミルカ)のスプレッドを購入しました。
ライラック色のパッケージ、ライラック色の牛で有名なMilkaのヘーゼルナッツスプレッドです。
このメーカーのチョコレートはお値段が手頃なのでよく食べていました。(ただ、甘いんですよね、個人的には甘すぎる気がします)
残念ながらライ麦パンはちょうどなかったので、普通の白いパンに塗っていただきます。
う〜〜ん、滑らか!
ドイツのヌテラより光沢があって、塗りやすいわ。
お味は・・・甘いけれど、美味しい〜〜ヘーゼルナッツというより、チョコレートだわね。
ここで、ヌテラとミルカのスプレッド、原材料を比べると・・・(表示順は比較のために多少変更しています)
Nutella | Milka |
砂糖 | 砂糖 |
パーム油 | ひまわり油(28%) |
ヘーゼルナッツ・13% | ヘーゼルナッツのペースト・5% |
脱脂粉乳 | 脱脂粉乳、ホエイ(Süssmolkenpulver) |
ココアパウダー | ココアパウダー |
乳化剤(大豆由来) | 乳化剤(ひまわり油) |
バニラ香料 | 香料、カカオバター、食塩 |
味が示す通り、ヌテラの方がヘーゼルナッツ分が多いです。ミルカはやはりチョコレートを重視するのかな?(ドイツ版ヌテラよりミルカの方が甘い気がします)
味はともかく、ここで注目!したいのは
ミルカはひまわり油を使っている!ということ。
ラベルでも強調されてる!「mit Sonnenblumenöl(ひまわり油使用)」。
そういえば、いつだったか、「ヌテラは体に良くない!」って大騒ぎだったわね。
ヌテラを始め、多くのチョコスプレッドがパーム油を使用しているのですよね。このパーム油が健康にも、そして環境にも悪い、と問題になっています。
乳化剤に使われている大豆も健康と環境の問題になっています。
どちらも農地を作るために多くの森林を伐採(熱帯雨林の伐採)してしまっているから、だとか。
そこに注目したのか、このミルカのスプレッドはパーム油と大豆由来の乳化剤は使わずに作っていますよ〜〜とひまわりの絵が描かれています。
どうせ太るもとのスプレッドを食べるなら、せめて環境に良いものを食べようかしら・・・ね。(ひまわりの重要性が増えて、ひまわり畑のために森林を伐採しませんように!)
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