「1000個捨てチャレンジ」を始めて、早くも6ヶ月目に入りました。
目標の1000個まであと30個だった昨日(6月5日)から本日(6月6日)にかけて、リモートワークをしている部屋に置きっぱなしになっていた写真を整理しよう!
・・・と、片付けではもっとも難しいものの一つと言われる「記念の品」の一つ、写真の整理に取り組むことにしました。
写真の整理
「お金にはかえられないから」と救ってもらった写真たち
写真の整理の話の前に、一つ。
私はドイツにスーツケース1個でやってきて、自分のモノの大半を実家に置きっぱなしにしていました。
駐在員家庭だと、海外引っ越し便を使って大量にものを運ぶことも可能ですが(会社が引越し費用を支払えば)
単なる一個人、しかも金のない学生の場合は荷物をドイツまで運ぶのは無理ですよね。
私は生活や学業、仕事に必要なものを優先させてスーツケースに入れ、その他のモノは実家に置いていたのです。
と、ここまでは日本に住んでいる方でも良くある話だと思います。
実家は賃貸の一軒家。母親が一人で住んでいたのですが、家の持ち主の事情でこの家を取り壊すことになったのです。
その時、すでに母は病気だったので、家にあるモノはそのまま放置しておいて良い、ということになりました。ただ、家の中に残したものは家の取り壊しと一緒に処分する、という話になりました。
仕方ありません。母親も大事なものはすでに病院に持ち運んでいたし、私は、だからと言ってドイツから日本へ帰るわけにはいかなかったのです。(フライト代は高い!)
そこで、実家の隣人が、家が壊される前に、大事だと思うものを取り出しておいてくれたのです。
その大事だと思うものの一つが写真だったのですよ。
私の幼い頃の写真アルバム(6歳くらいまで)と中・高校生の時の写真が貼ってあるアルバム。それから封筒に入った、学校などで撮影した大判の集合写真などです。
「この写真、ネガもないだろうし、無くしてしまったら悲しいでしょう」と、私が日本に一時帰国するまで隣人が預かってくれていました。
ほとんど倉庫の状態になっていた実家から、わざわざ写真やアルバムを探し出して、保管してくれたことには、とても感謝しています。
思い出はたくさん詰まった写真ですが
取り壊しの直前に救ってもらった写真たち。
私の6歳までの写真が貼ってあるアルバムは、とりあえずそのまま保管しています。
高校生の頃のアルバムはすでに手放しました。(【片付け】春は大掃除の季節なので、その前にさっさと捨てよう〜2月の最終1000個捨てチャレンジ報告 この中の295個目です)
6歳までの、あの頃は白黒写真でした。写真のサイズも小さめなものが多かったですね。プリント代も高かったのだろうなあ。
今回、処分しようと思いついたのは、アルバムに貼っていなかった、学校のクラスなどの集合写真です。
学校のクラス写真
これまでは、
ミニマリストさんのブログや動画から、卒業アルバムを捨てた、という人を何人か見かけ、「え?卒業アルバムを捨てちゃうんだ・・・」とびっくりした自分がいました。
が、かくいう私は今回、クラス集合写真を手放しました。
ちなみに、隣人の方は私の卒業アルバムを見つけられなかったようで、私は実家の取り壊しで自分の卒業アルバムは失っています。
手元にあったのは中3の時と高2の時のクラス集合写真。
あの頃の楽しい思い出は沢山あるはずなのですが、あれから40年近くたっているのです。懐かしいといえば懐かしいけれど、写真を見ていてもそれほど思い出に浸ることもない自分がいるのを発見。
写真は、なくてもいいな・・・・
ピアノの発表会などの舞台写真
スポーツに夢中になっていた人の手元には、試合の写真とかが残っているのでしょうか?
音楽に夢中になっていた私には
- ピアノなどの発表会の写真
- 学校のクラブやサークル活動の演奏時の写真
といった写真が大量にありました。
仮に私が今、演奏家として活動しているとしたら、若い頃の演奏中の写真も残しておく価値があるかもしれません。宣伝資料とかになるかもしれないし。
私は演奏家ではないし、舞台での演奏しているところの写真も、中には
- この時の自分の演奏ってよくなかったなあ
- この舞台衣装、好きではなかったなあ
といった、ネガティブな思い出があるものもあるのです。
よくない思い出がついている写真、残す必要ないのでは?
クラス写真に舞台写真。20枚ほど手放しました。(全て手放したわけではありません)
大学の研修やバイト先のグループ写真
学校のクラス写真ほど大判ではありませんが、大学の研修旅行先でのグループ写真やバイト先のグループ写真も大量にありました。
どちらも楽しい人ばかりでしたが、写真がなくても顔を思い出せる人たち。むしろ写真の方が集合写真なのに紙のサイズが小さいので、顔がはっきりわかりません。
音楽教室のグループ写真も。こちらは個人レッスンだったので、一緒に写っているのはほとんど会ったことのない人ばかりです。私は1年しか通っていないのです。
いわゆる「門下生」の集まりですが、なんの思い出もない・・・撮影はイベントがあったから。
こちらは全てで80枚でした。
こうやって写真を手放しました
人が写っている写真って、捨て辛いですよね。
デジタル写真が普及する前の私には、人の顔が写っている写真を破って捨てるのが辛かったです。
が、家に保管しても誰にも相手されずに片隅で押しつぶされるより、私が自分で、個人情報に注意して処分する方が良いのではないか?
と、思うようになりました。
他人に処分を任せたら、写真に写っている人の顔がはっきりとわかるまま、道路に投げ捨てられるかもしれないではないですか?
そこで、
「もう、この写真は手元におく必要がないな」と思ったものはシュレッダーにかけました。
これで、道端に私の顔入り写真がばらまかれる心配なし!(少なくとも、私の所有していた写真としては)
「もしかしたら、やっぱり見たいと思うかも」といった写真はデジタル化(スキャン)です。
便利な世の中になったものです。
写真を手放して思ったこと
今回、100枚ほどの写真を手放しました。
これらの写真、隣人に救ってもらってから15年近く私の手元にありました。
写真を手放して、最初は後悔するかな?と思いましたが、
- 特に何の思い出もない集合写真
- 良い成果をあげていない時の写真
- 嫌な思い出がついている時の写真
- 写真を見なくても、過去の出来事、その時にあった人を楽しく思い出せる時の写真
- 人の顔が小さくプリントされていて、誰なのかはっきりしない写真
- 知らない人ばかりが一緒に写っていた写真
このような写真は手放して正解だったと感じています。
なにも、シニアになってまで、昔の失敗経験を思い出さなくても良いですよね。
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「1000個捨てチャレンジ」の一環として、100枚の写真は10個にカウントするというマイルールから、これらの写真は971個目から980個目です。
あと20個で目標達成!
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