これをアップする本日、6月27日は日曜日、そして「七人の眠り聖人の日」です。
「七人の眠り聖人」・・・日本語にするとおもしろい怪獣映画の題名か?と思ってしまいそうです!
この日のお天気がこれから先7週間のお天気を決める、と言われていて、農家の人にはこれからの農作業の目安にする大事な日なのだそうですよ。
祝日でも何でもないけれど、カレンダーの隅っこに「Siebenschläfertag」(ジーベンシュレーファーターク)なんて書かれている事もあります。
「七人の眠り聖人」って?
「聖人」とあるからには、宗教関係だとわかりますよね。
こんな話があるそうです。
色々な説があるそうですが、簡単にすると・・・
- 時=紀元250年
- 場所=ローマ帝国
- その時のローマ皇帝=デキウス
このデキウスがキリスト教徒を迫害!
この現状を見た神様・・・「これは大変だ!私の可愛い息子たちが危ない目にあっておる!ここは私の神たる力で・・・えい!」(と言ったかどうかわからないけれど)

洞窟で7人のキリスト教徒(聖人)を眠らせたのだそうな。
その眠りの期間、300年!(一節では200年。ま、どっちでも良い)
300年後に目覚めた若者が洞窟の中から出てきたそうですよ。

300年も眠っていて、起きてから時代の変化に困らなかったのかしらん?
なぜ、6月27日が「七人の眠り聖人の日」なの?
どうやらこの日の天気が7週間続くから、
「まるで七人の眠り聖人みたいに、長期間眠っている(=変化がない)」
ところから、この6月27日は「七人の眠り聖人の日」になったようです。
確かにね、ドイツの4月のお天気って変わりやすいし、つい先日まで真夏のような日が来たかと思えば、急に最高気温が20度にも達しない、という日になったり。
今日までの天気の変化は激しかったけれど、来週から7週間は安定するのかな?
ちなみに27日が雨ならこれから7週間は雨。晴れだったら7週間晴れだと言われてます。
2021年の7月のお天気は??
というわけで、ドイツのこれから先のお天気予報をちょっと調べてみました。
とりあえず16日間。

オレンジの折れ線グラフが最高気温だけど、めちゃめちゃ上下しています。まあ、仕方ないよね。
ところで、この「七人の眠れる聖人の日」、6月27日というのは旧暦なので、今の暦だと7月7日だ、という説もあるけれど、一応、今でも6月27日が「七人の眠れる聖人の日」になっているのですって。
今日から7週間、お天気に恵まれると素敵な夏休みになるかも!?
今の所、2021年6月27日のここデュッセルドルフのお天気は「曇時々晴れ」程度で気温も30度未満で雨は降らず、といった過ごしやすそうなお天気です。
これがこれから7週間続いたら・・・やっほ〜〜!! あと1週間で夏休み!夏休みは6週間!
つまりですよ、これからの7週間は夏休みです!(ドイツでもここNRW州のお話)
これからの7週間、雨はほどほどで、あまり暑くならずに、でもまあ良いお天気に恵まれると・・・いいなあ〜
(って、夏休みを迎えるのは学校で、我が家には学校に通う子供はいないけど)
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