これを書いている本日は2023年10月22日、日曜日です。
来週の日曜日10月29日から、いよいよ冬時間の到来です。
そうです、今年も無事に夏時間が終了して冬時間に移行するのです。
今年もまた、多くの人が思ったことでしょう。「あれ?EUはサマータイムを廃止するのではなかったの?」と。
2023年のサマータイム終了日は10月29日
今年2023年のサマータイムは10月29日(日)午前2時59分で終了します。
02:59の次は02:00よ。
午前2時代が2回あるわけなのよね。
これで日本との時差は7時間から8時間へ。
日本が1時間分遠くなる!
現在のサマータイムは1980年から続いている
このサマータイムですが、ドイツでは最初に採用されたのは1916年ですって。
その後何度かの中断を得て、1980年から現在までサマータイム(夏時間と冬時間の移行制度)は続いています。
ドイツでサマータイムが存在したのは
- 1916〜1918年
- 1940〜1949年
- 1980年〜現在
この間なのです。以外と最近まで(1979年まで)サマータイムがなかったのですよね。
1980年にサマータイムが導入された時の反対意見は?
サマータイム採用のメリットは「エネルギーの節約」と言われていますが、1973年のオイルショックの影響でエネルギー危機が叫ばれ、フランスでは1976年からサマータイムが採用されたのだそうです。
なのに、ドイツでは1980年になって、やっとサマータイムを導入。
遅れた理由に、当時はドイツが東西分裂していて、東ドイツはサマータイムを導入しようとしなかったらしいのですよ。
なのに、西ドイツだけサマータイムを導入すると、例えば、ベルリンでは東西で時間が違ってしまう。これ以上、東西の分裂を激しくしたくない、という思いで、西ドイツのサマータイム導入が遅れたのだとか。
ま、それはわかるわ。
サマータイム導入に反対の意見としては、酪農を営んでる人が、「時間移行時に牛の乳の出が悪くなる」というものも。動物って時間に正確ですよね〜時計を持っていないのに!
また、ドイツの学校には「Hitzefrei(暑さ休暇)」という制度があるのですが、これが「午前10時に日陰の気温が25℃以上になった場合、授業を短くする」というもの。
ここで、先生は「この午前10時の時が1時間早くなって、暑さ休暇対象の25°以上になる可能性が減る!」とサマータイム導入に反対したとか。
そりゃ、1時間でも遅い方が気温は高くなるわよね。
学校の先生も休みたい!
休みが増えるかどうかは大事よ。いかにもドイツらしい。
週末でも平日と同じ時間に起床した方が良い
夏時間と冬時間の移行制度は健康面で問題を起こす、と言われています。
- 1時間の差による「時差ぼけ」
- 疲労感、睡眠障害
- 頭痛
- 食欲不振
- 気分が落ち込む など
また、お年寄りには心臓にも良くない、とも言われています。
毎回、夏、冬時間の移行直前には「健康被害が大きい!」と良く叫ばれているわ。
最近はそんなことはない、という意見もあるみたい。
だけど、いつも思うことがあるのです。
週末になると夜遅くまで遊んで、朝寝坊するっていう人、多いですよね?
最近、「週末でもいつもと同じ時間に睡眠をとるのが健康に良い」といわれるのを耳にしませんか?
サマータイムが健康に悪いのなら、週末の就寝時間が平日より遅い(遅くまで寝ているとか)のも健康に悪いわけですよね。
我が家でも、平日6時に起床する人が日曜日の今日は8時だったわよ。2時間のズレよ。(就寝時間も遅かった)
サマータイムからの移行はたった1時間。これに文句を言っているのに、普段の週末の生活リズムは平日より2〜3時間ずれている!
サマータイムに文句を言うなら、週末も平日同様に朝早く起きてよね!
と言う私もサマータイム(夏冬の時間移行制度)にはあまり賛成ではありません。
何が嫌かって?以前にも書いたけれど、「急に日暮が早くなる!」という事実。
ゆっくりと日没時間が早くなるのはいいのよ。いきなり1時間も早くなると
「ああ、あの暗い長い寒い冬が急にやってきたなあ」と悲しさが増すのよ。
早く春が来ないかな?
(今から春の到来を首を長くして待っている!)
🎵”は〜るよこい!は〜やくこい!”
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