こんにちは、shirousagi(@shirous79229247)です。
本業はピアノの先生です。まあ、このブログではあまり音楽の話をしていませんが。
そんな私の元に先月からピアノを習うことを始めた小2の生徒さんがいます。
その生徒さんのレッスンをしながら、「子育ても同じだなあ」と思ったこと、それは
「余裕を持つことが大事」
小さな初心者の生徒さんと一緒にやっていること
小さな、しかもピアノを始めてまもない生徒さん、楽譜を読んで、10本の指を思う通りに動かせるようになるだけでも大変!
なので、まずは超簡単な曲を練習します。
例えばこんな感じ。
曲の最後まで、ひたすら「ド」の音を弾く。
これだけだと退屈なので、ちゃんと先生用の伴奏がついています。
すると、生徒が弾くのはドの音しかなくても、なかなか綺麗な曲になります。
一緒にピアノで伴奏を弾いてあげると、とても喜んでくれます。
やはり、一緒に音楽をする、アンサンブルをするって楽しいですよね。
伴奏が難しくなると・・・余裕がなくなる
この「先生用の伴奏」で、少々リズムが大変だったり、音がたくさんあったりする場合もあります。
例えば・・・
これはまだ簡単な方ですが、それでも、生徒が弾くのは四分音符くらいしかないのに、先生の伴奏に三連符とか出てくると、生徒が狼狽えることも。
一応、ピアノの先生をしているからには、先生用の伴奏はプライドにかけても、(月謝をもらっているからには)弾けます。
でも、少々手の込んだ伴奏は、私は生徒のレッスンでは弾きません。
なぜって?
- 1台のピアノで一緒に弾くので、生徒の手を邪魔することがある(生徒は慣れてない)
- 伴奏が難しいと、先生が自分のパートを弾くのに必死になる(生徒の音を聞かなくなる)
- 伴奏が難しいと、生徒が正しく弾けない時に、付き合ってあげられなくなる
そうなんです、ピアノを始めたばかりの生徒さんは、めちゃくちゃ簡単に見える楽譜でも、間違えることはあるし、弾き直す(同じ音符を2度弾くとか)こともあるし、大体、レッスンでは緊張しています!
「ぼけ〜としていても正確に弾けるくらいやさしい」伴奏がついている曲だと、生徒がどんな状況におちいっても、急に速く弾いても、遅く弾いても、間違えても、生徒に合わせて伴奏してあげられます。
いつだって、どんな時だって、生徒に付き合うよ〜 安心して弾いて!
そう、簡単に弾ける曲だと、どんな状況でも生徒に付き合ってあげられるのですよ。
子供を育てたり、教育する時は教える側に余裕が欲しい
生徒と一緒に弾くピアノの伴奏と同じで、
子育ての時、親が心に余裕を持つことはとても大事ですよね。
子供はまだまだ人生の初心者。
大人とは違って、何をするか、どう動くかわからない(多分、本人にもわからない)。子供に何が起こっても、何をしても適切に対応できるように、いつでも
余裕!
・・・を持てたら、いいのだけどなあ(もう子育て終わったけど)
最近、色々なピアノの初心者用教材があります。今回紹介した、「簡単な伴奏」がついている教本はこちら。
それからこちらの本も利用しています。が、こちらは伴奏が少々難しいので、あまり伴奏はしません。
曲は現代的で楽しいけれど。
他にも、生徒によって色々使っている教材があります。ピアノを習う子は多いから、教材もたくさんあって目移りがする。嬉しい悲鳴かな。
子育てや教育といえば、睡眠不足が一番まずい!と思っています。
睡眠不足だと些細なことでイライラしてしまう!
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