先日、友人から「あの料金を支払いたいけれど、しばらく会えないから郵便で送るから住所を教えて」と。
どうやら普通郵便で現金を送るつもりのようです。
ドイツでも、普通郵便で現金を送るのは禁止なので、
皆さんは真似をしないでね!
ドイツの郵便はキチンと届く
もう、かれこれ30年以上前になるけれど、私がドイツに来たばかりの頃に、ドイツに長年住む日本人の方に書類の翻訳をしてもらいました。
その時の翻訳料を支払おうと、ドイツに現金書留があるのか尋ねたら
「ドイツの郵便は信用できるから、普通の手紙で料金を送って」と。
「え?でも途中でその現金の入った手紙がなくなったらどうするのよ?」
結局、金額がさほど多くなかったのもあって、普通郵便で、手紙の中に現金を忍ばせて郵送しました。
ちゃんと届きました。
あれから30年経った今でも、現金を普通の手紙に忍ばせて送っても・・・ちゃんと届くドイツ!
嬉しいけれど、他のヨーロッパ諸国だとこうはいかないはず!
ここで、間違えても、日本の郵便事情と比べてはダメよ!
他のヨーロッパ諸国からの手紙は届かない!
まだ私が日本にいた頃だから、35年位前かな?その頃、スペインからの手紙が行方不明になった、と言うニュースを耳にしました。
15年くらい前にギリシャに休暇旅行をした友人からの絵葉書が、投函して1ヶ月後に我が家に到着。ちなみに、その時同時に日本からドイツの友人に向けて出した絵葉書は1週間で届きました。
ドイツまではギリシャより日本からの方が近いのか!?
10年前にロンドンに旅行して、記念に自分に出した絵葉書がロンドンからドイツの我が家に届くのにかかった所要時間は、やはり1ヶ月!
1ヶ月かかっても、無事に届けばいいのかな。
診療所の大事な書類が普通郵便で送られるドイツ
知人の歯科医師から聞いた話。
患者さんの治療プラン(専門用語がわかりません)を普通郵便で保険会社に送り、その返事として、保険会社からの保険適用許可も普通郵便で送られてきているそうです。
そんな、それって大事な書類ではないの?
もし、郵送中に(薄っぺらい封書だし)その手紙が風で吹き飛んだり、郵便配達の人の自転車のカゴから盗まれたら・・・どうするのよ?
保険会社の治療許可が降りないと、治療したくても、自己負担になるか、保険適用になるかわからないのではないの?
しかも、その封筒の中は「個人情報でいっぱい」じゃん!
ヨーロッパ人がやたら気を遣う「個人情報」よね。
ネットでの個人情報扱いには、あれだけうるさいのに!
それとも、ドイツの郵便事情は、ミラクルに正確に働くのかなあ?
(な訳、ないはずだけど)
アナログな郵便が正確に届けられるのは嬉しいけれど、これって、書類のデジタル化が遅れる原因になっていない?
キチンと郵便が届くから、ついつい今でも郵便に頼ってしまうって。
書類の提出に毎回郵送料を払うのもバカにならないし、郵便料金は値上げしているし、書類のやりとりはデジタル化をもっと進めて欲しいなあ。
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