今日、いつものようにポッドキャストでニュースを聞いていたらこんな質問が。
「スーパーなどにあるショッピングカート、お値段は1台いくらだと思いますか?」
へえ、いくらするんだろう?検討もつかないなあ〜
「1台100から250ユーロするのですよ。想像してみてください。スーパーの前にあるカート、全部でいくらになるか!」
100から250ユーロといえば、日本円だと大体1〜3万3千円くらいです。
カートがたった10台でも10万円以上!
今まで何も考えずに使っていたけれど、高いわね
長年放置カート問題に悩むスーパー
私がドイツに来たばかりの昭和最後の年には、まだ日本ではコイン式のデポジットが必要なショッピングカートを見たことがなかったのです。
が、すでにその1980年代頃からドイツではデポジットがあたり前〜なショッピングカート。
違うかもしれないけれど、私がドイツに来た頃から
デポジットのカートがずいぶんと普及したみたい
デポジットにしても、元の場所に戻されていないカートを見ることは多いです。
住宅街で近所にあるスーパーのカートを見かけるけれど、歩いて買い物にいって、買ったものをカートに入れて家まで運んで、その後カートを戻すのが面倒になって放置、ですよね。
後は、野原になぜか放置されているカート・・・
なんでもドイツ全土で年間10万台ものカートが行方不明になっているんですって。
1台100ユーロとしても10万台で1000万ユーロだわね。
放置カート対策に乗り出す
ショッピングカートをデポジットにするだけでは、カート放置問題が解消されず、どうやら
スーパーの敷地からカートが出たら、カートが動かなくなる
という仕組みを取り入れているスーパーが結構多いのですって。
企業秘密なので、どうやってカートが敷地内から出られないようにしているのか、
わからないけれど、
ネットでは色々噂されているんですって。磁石があるとか、絨毯に秘密が、とか。
だから、ドイツのスーパーのショッピングカートは押しにくいのか(違)
ほんと、ドイツの大抵のスーパーのカートって、大きくて、重くて、押すのに力がいるし、
車輪が傷んでて、うまく動かないのも多いわ。
買い物は体力勝負よ!
スーパーにカートの新調をお願いしたい、と思っていたけれど、カートがこんなに高いと無理かあ。
デポジットのショッピングカート
不意に買い物をすることもあるので、ショッピングカート用のコインは必須!です。
デポジットだけど、お金は入れない、専用のコインよ
50セント硬貨でも1ユーロ、2ユーロ硬貨でも使えるカートが多いけれど、ここは便利にカート専用のコイン。
私の愛用はこれ、キーホルダータイプ。
昔はカート用のコインがあまり普及していなくて、カート置き場でよく「両替してくれませんか?」と声をかけられました。
まだ通貨がドイツマルクの時代です。
大抵、ちゃんと(そこは正直なドイツ人)手に1マルク分の小銭を持っているのを見せてくれていたので、安心して1マルク硬貨と交換していました。
また、カートを取りに行こうとすると、カートを置き場に返そうとする人が「1マルク入っているから!」と硬貨とカートを交換したこともよくあります。
あの頃は平和だったわね〜騙されたことは一度もなかったし。
(老人の呟き)
今は、硬貨を入れてカートを使っている人はほとんどいないはず!大抵の人が専用のコインを持ってお買い物へ。
ショッピングカート専用のコインって、企業の粗品として人気です。
私のキーホルダーも粗品だったわ
少しだけ買い物をしたときに使うカゴが使いにくい
スーパーには大抵カートを押して店内に入ります。
とはいえ、1つだけ買い物したい、とか散歩がてらスーパーに行くときは大量に買い物をしないので、その時は、店内では店内専用カゴを利用しています。
そのカゴ、ちょっと使いにくいと思うのですよ、というのは、
取っ手が1つしかついていないから!
取っ手が一つだとバランスがとれなくて、片方に傾きやすいですよね。
日本のスーパーの店内専用カゴって、取っ手が2つあるのが普通ですよね。
これは私の愛用のカゴだけど。
お店にあるカゴ取っ手が1つなのは、このカゴの名残なのかな?バスケットは大抵ワンハンドル。
これだと取っ手は1つでいいのよ。取っ手は動かないから。
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