寿司がドイツでも人気になって、早くも20年以上になります。
かれこれ25年くらい前に、私のピアノの生徒さん(15歳)に和食をご馳走したのですが、その時に巻き寿司を出したら、
「え〜〜!!なに?この黒いの。気持ち悪い!」
30年くらい前に書かれたドイツ関係の本に、「ドイツ人は海苔を見たら、気持ち悪がる」と書いてあったのを読んでいたので、「予想通りの反応だなあ」だったのです。
あれから20年以上たって、今や厨二病にかかっているような女の子に海苔を見せても、
「海苔ね、知ってるわよ」
こんな反応です。(厨二病にかかるくらいの子の方が、漫画に詳しいかも)

漫画ファンの子って日本のカルチャーにとても詳しいわ
今やドイツの普通のスーパーに行っても、特に珍しい物としてではなく、普通に売られている「Sushi」。
でも「寿司」ではなくて、「Sushi」と書いた方がぴったりという代物が多いですが、それでもSushiは寿司ですよね。ないより嬉しい。
なのですが、実は私はドイツにいる間はそれほど「寿司が食べたい〜」と思わないのです。多分、ドイツの気候が「もっと脂っこい物を食べたい」と思わせるのかな?
そんな私も本日は久しぶりに「ドイツのスーパーのパックのSushi」を買ってきました。
ドイツのディスカウントスーパーで買ったパックのSushi
ドイツの超有名ディスカウントスーパー、ALDIで、10年ぶりにパックのSushiを買ってきました!
その理由はこれ。

フードロス削減のための30%オフ!

ここ2年くらいで、食品ロスを削減するために「見切り品」とか「おつとめ品」と呼ばれるものをよく見かけるようになったわ。
ドイツだと大抵30%オフね。
普段買わないような食品を30%オフで買って、試すのがマイブーム!
ドイツ滞在中はそれほどお寿司を食べたいと思わないので、寿司を食べるとしたら、本当に美味しい寿司を食べたいのです。
が、フードロス削減なら協力して、ついでにスーパーのお寿司がどんな味なのか試してみようではありませんか!
カリフォルニアロールと書かれたパックのお寿司
では、今回ゲットしたSushiを紹介〜
パックには「カリフォルニアロール」と書かれていました。

パックの中は6個のSushi。どれもゴマがまぶしてあります。

おかげで皿はゴマだらけに!

パックには、お寿司には欠かせないこの3点もついていました。
醤油がお魚の形の容器に入っているのが、なんとも・・・

残念なのは、先が蓋になっていない事。先端をハサミで切ってオ〜プン!

わさびは・・・まあ、こんなものよね。ちゃんとツーンときました。

生姜の甘酢漬け(がり)は・・・回るお寿司でよく食べるものと変わらずって感じ。

巻きは2種類6個。
- ツナ
- サーモン
どちらも具の周りに海苔が巻かれているけれど、「海苔ってあった?」くらい、海苔の存在感なし。
サーモンも、クリームチーズの味に押されてしまっていたのは残念。
まあ、定価でも3ユーロ(約400円)しないので、こんなものかな。
同じお店で10年前に買ったSushi
ドイツでもレストランではたまにお寿司(本当にお寿司)を食べていますが、ドイツのチェーン店のスーパーにあるSushiは買ったのが今回が
私の人生で2回目!
その、私の人生で最初の「ドイツのスーパーのSushi」はこれです!

「しょくじ」という商品名だったのか。

10年前の写真なので、ちょっと暗いけど。Sushiの見た目は悪くないですよね?
醤油の入れ物も魚の形に赤い蓋がついてる!
この時は定価で買いました。フードロス削減とは叫ばれていなかった頃だし。
買った理由は単なる好奇心。
お味は・・しゃりがダメでした。パサパサ!お米に味がない。。。
この10年前のSushiの味を思い出すと、今回のはご飯が許せる味、パサパサすぎず、べちゃべちゃでもなく。
最近のドイツのスーパーのパックのSushi、サーモンなどだと結構美味しいらしいので、
さらに10年後にはドイツのスーパーのSushiが寿司になっている・・・と、いいなあ〜

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