この記事がアップされるのは2022年10月29日土曜日です。
10月の最終土曜日です。そうです、今晩にはサマータイムは終了して、明日(10月30日)から再び冬時間です。
毎年、3月の最終日曜日から夏時間、10月の最終日曜日から冬時間!
(2023年は3月26日から夏時間、10月29日から冬時間よ)
ヨーロッパに詳しい人は「あれ?まだ夏時間、冬時間の時間の切り替えを廃止していないの?」と思われた事でしょう。
欧州在住人の私も、夏時間、冬時間の切り替え日が近づくと「あれ?まだ廃止していないの?」と首を傾げています。
夏・冬時間の切り替えに反対する人は多い
毎回、「夏時間から冬時間への切り替え時の過ごし方」が新聞記事にもなるほど、時間の切り替えで苦しむ人は多いようです。
なので、「夏時間と冬時間の切り替えは廃止したい」と答えた人が回答者の84%。
切り替えを廃止したら、これまでの夏時間を採用したい、と回答した人は46.1%。冬時間を採用して欲しい(維持して欲しい)と回答した人は34.9%。
ところが、話はそう簡単には済まないようで、今だに夏時間、冬時間の切り替えが存在しています。
個人的には、もうどうでもよくなった!
ひと昔前のように、時間の切り替えの時に家中の時計を合わせなくても良くなったし、土曜日から日曜日への夜中が1時間多かろうが、少なかろうが、あまり気にならない。
時計は電波時計とスマホだし、
週末の夜は映画など観ていたら、時間の感覚がなくなってしまうわ
でも、心臓の弱い人、お年寄り、時間切り替え時の夜中に仕事をする人にとっては、夏時間、冬時間の切り替えがあると大変ですよね。
欧州は広い!統一されてないと大変
夏時間、冬時間への切り替えが今だに廃止されない理由の一つが、EU内で、「時間の切り替えを維持するか」「夏時間を維持するか、冬時間を維持するか」で意見が分かれているからですって。
今や経済はグローバル。せめてEU内だけでもルールは統一しておかないと困ってしまいますよね。
1990年10月にロンドンに住む人とやりとりをした時のこと
その頃はドイツの夏時間は「9月の最終日曜日まで」だったのです。でも、イギリスは「10月の最終日曜日まで」。
ドイツとイギリスよ、同じルールだと思うではないですか!まさか、違うなんて!
10月の初めにロンドンに住む人とやりとり。ドイツとイギリス間に時差が1時間あるのは知っていたけれど、話をしていると、どうも時計の時間が合わない。おかしい・・・
ドイツは冬時間だったからイギリスも冬時間だと思ってしまって、
「ドイツが昼の12時だからロンドンは11時ね」と思ったのよ。
ところが、ロンドンはサマータイム期間中で12時だったわ。
一瞬、イギリスとドイツ間に時差がなくなったのかと思ってしまった!
EU内で夏時間、冬時間への切り替え日時が統一されたのは1996年からです。
日本との時差が8時間になって「遠くなった」
さて、というわけで(?)
今年も冬時間への切り替えが行われます。
今夜(10月29日から30日にかけて)は1時間長い夜よ
日本にはサマータイム制度がないので(羨ましい〜)
これまで日本より7時間あとを追いかけていたドイツは、これから来年の3月25日まで8時間あとを追いかけます。
そうです、日本との時差は夏7時間、冬8時間!
日本が1時間遠くなった・・・
なので、このブログアップ時間もドイツではこれから夜10時になります!
(日本時間に合わせてアップしています)
しかし、「冬時間到来」というのに、今日は日中最高気温23~24度になるらしいわ。これは「夏?」(大袈裟)
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