いよいよサマータイムがやってきたドイツです。
サマータイムが来るのはいいのよ。
タイムチェンジ(夏時間⇄冬時間の移行)をなくそう!というはずだった件はどこかに消えたみたいだし。(まだ消えていないらしいけれど、難航している)
だけど、問題はストよ、スト!
なんでも来週3月27日(月)は一日中、メガなスト、スーパーなストを行うって。
なにがSuperなのよ、何が「並外れた」よ💢💢
大体、Superなんて。「素晴らしい〜」時に使って欲しい言葉だわ。

実は、車依存生活をしている私には、今回のストはあまり影響を受けていないけど
これは今回、単にラッキーだっただけね
2023年3月27日のスト予定
この記事をアップする予定の翌日、月曜日には、そのsuperなスト(警告スト)が予定されています。
3月に何度もストがあったけれど、これまではいくつかの市内交通だけだったのよ。デュッセルドルフの市内交通はよくストをしたけれど、隣町ではストがなかったとか、そういった規模だったのよ。
なのに、今回は
- ドイツ鉄道(DB)ドイツ全土のほとんどの列車(代行はなし)
- 地方公共交通、ドイツの7つの州でスト(ここNRW州、ヘッセン、バーデン=ヴュルテンベルク、ザクセン、ニーダーザクセン、ラインラント=プファルツ、そしてバイエルン州のほとんどの地域)
- 空港
- 港(水運管理局)
- アウトバーン(高速道路管理会社、一部のトンネルなど通行止め)

これは、「家にこもっておけ!」ということかしらん?
給料を上げてほしい気持ちはわかる!けれど

なぜストライキをするか、そりゃ、もちろん賃金アップですよね。
全国統一サービス労働組合(Verdi)の要求は10.5%の賃金アップ、少なくとも500ユーロの賃金アップ。
このインフレ、賃金アップをしてほしい気持ちは痛いほどわかるわ。
だけど、ストをしたくても出来ない、自営業や経営者の気持ちもわかって欲しいな。(我が家は自営業。何もかも値上がりで売り上げは増加しないのに、給料を上げろ、と言われたら不可能だわ)
ここは、みなさまの給料が上がって、景気が良くなり、巡り巡って我が家の売り上げが増えるのを待つばかりなのか?
ドイツの公共交通を利用する気になれなくなった
低賃金でこき使われるのは気の毒なので、労働にあった賃金をもらうのは当然の要求!
なんだけどね、こうも頻繁にストをして、代行の列車もなければ、国際線の飛行機も飛べなくなるようでは、だったら日頃のサービスをもっと良くしてね〜って言いたくもなる。
こんなことを言って、サービス労働者には申し訳ないけれど。
5月1日から、いよいよ待望の公共交通乗り放題チケット(49ユーロチケット)が使えるようになるけれど、元々、市内交通の遅延やいきなりの運行中止、車両の故障で「49ユーロも出す価値があるのかな?」と思っているのに。
某ドイツの航空会社のサービスもあまりよろしくないなあ、と思っているのに。

去年の夏は本当に大変だったのは理解できるわよ、だけど・・・
ストもします!
と言われたら、やっぱり車にするわ。環境に悪いと言われても。

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