ドイツでも0.0%のノンアルコールビールが人気になっている事を書きました。
今回は、ドイツのノンアルコールビール事情について、紹介します。(ドイツNRW州で有名な新聞、Rheinische Postのこの記事を参考にしました)
ノンアルコールビールが登場したのはいつなの?
お酒が飲めない時に仕方なく飲む、といったノンアルコールビールだったのが、最近は味も香りも良いものとなって、「仕方なく」飲むものから、積極的に飲むものに変わった、というノンアルコールビール。
なんでもドイツでは、1895年からノンアルコールビールを製造しようとチャレンジされていたのですって。
ドイツではアルコール0.5%以下で「ノンアルコールビール」です。
ドイツで最初に市場に出たノンアルコールビールはスイスのメーカーのもので1968年。
ドイツの醸造所でできたノンアルコールビールが売られ始めたのは1972年だとか。
車の運転をする人が「それでもビールが飲みたい!」と夢に思って(多分…)から、ノンアルコールのビールが売りに出されるまで、80年近くも時間がかかったのですね。
でも、つい最近まで、あまりノンアルコールビール(それも0.0%ではなかった)って、「仕方なく」飲むものでしたよね。
ちなみに、1972年のドイツ初のノンアルコールビールを製造したのは、東ドイツの醸造所です。
西ドイツでは少しならお酒を飲んでいても運転許可されたけれど、
東ドイツは飲酒運転は禁止だったのよ。
「必要は発明の母」だわね・・・
(東ドイツ人ってビールをよく飲んでいたしねえ←他に楽しみがない)
アルコール0%のノンアルコールビールは、ドイツでは2006,7年から売られているそうですよ。
ノンアルコールビールのメリット
お酒を飲まなくなっったこの私。この夏はノンアルコールビールでも楽しもうと思っているのですが、その理由の一つは、普通のアルコール入りのビールに比べて、カロリーが少ないからです。
ドイツの他のビールと比べると100mlあたりのカロリー(kcal)は
- ピルス(Pils)42
- ヴァイツェン(Weizen)38
- エクスポート(Export, hell)53
- ノンアルコール26
アルコールが含まれない分、カロリーも少ないのね。
これは嬉しい!(ダイエット中だもん)
でも、ミネラルウォーターの方がカロリーは低いわよ!
そして、ミネラルが豊富なのですって。
マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウムが含まれています。だけど、アルコールは含まれていない。
人口添加物の含まれていないノンアルコールビールだったら
ご機嫌で飲めそう!
ノンアルコールビールにはデメリットもあるので、飲みすぎないようにしたいですね!
それには・・・やはり、水よ、水。
(でもいつもミネラルウォーターだと飽きるのよねえ…)
ビールの10本に1本はノンアルコールビールの時代が来る?
最近のノンアルコールビールは香りも味もよくなってきました。
そして、実に様々な種類のものが売られています。
私の愛用しているネットスーパーのアプリを見ても、色々なノンアルコールビールがあったわ(これ以外にもある)
そんな、人気の出ているノンアルコールビール、2008年ごろから人気が出始め(この頃から美味しくなったのね)現在はビール市場の約6.7%がノンアルコールビールなのです。
これが、近い将来はビール市場の10%はノンアルコールになるだろう、と予測されています。
売られているビールの10本に1本はノンアルってことね
2011年には2億3千6百万リットル製造されたノンアルコールビール、2021年には4億リットル以上製造されているのです。
これで、駅や電車の中などでビールを飲んで大声出す人が・・・減ってくれたらいいのに!
飛行機に乗ると、特に長距離だとドリンクサービスがあるわよね。
私は乗り物に乗っている時は果汁の類がダメなので(酸味がダメ)
食事にはよくワインをつけてもらうのだけど、
アルコールって、機内で飲むのはエコノミー症候群を防ぐためにも、遠慮したいのよね。
だけど、ミネラルウォーターばかりも退屈だし、緑茶やコーヒーはあまり飲みたくない。
コーラは甘すぎる・・・
これからはノンアルコールビールをお願いしようかな?
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