春になると、それまで裸ん坊だった木々が葉をつけ始め、その新緑を見ると
「やっと春が来た!これから暖かくなるよ〜日も長くなるよ〜嬉しいな!」
・・・と、喜んでばかりもいられないのが現実!!
我が家の家の前に堂々と立っているナラの木(Eiche)が、花粉を落としまくるのです。
そのナラの木の横が我が家の駐車スペースよ。私の車は花粉だらけ!
ナラの木が落とす花やら花粉やらで車が激汚れよ
気の毒な我が愛車…
花粉症に悩む人はドイツにも多い
春といえば、日本だとスギによる花粉症に悩む人が多いですよね。
もはや政治の世界でも花粉症対策を講じられるほど(なのかな?)
ドイツでも花粉症は他人事ではありません。
ドイツの大人の約15%、子供の約9%が花粉症なのですって。この花粉症に悩む人の数は増え続けていて、他のアレルギーも含めると、2050年にはドイツの人口の約半数が何らかのアレルギー持ちになるであろう、と推測されているとか。
私は幸い、(まだ)花粉症にはかかっていないけれど、
埃アレルギーが酷くて。
古い紙もダメなのよ。
花粉に悩まされないのは1年で11月だけ?
ドイツで花粉症を引き起こす植物といえば、
- ハンノキ、ハシバミ(12月〜4月)
- トネリコ、ポプラ、ヤナギ、ニレ(2月〜6月)
- シラカバ(3月〜6月)
- ブナ(3月〜7月)
- ナラ(4月〜7月)
- スイバ(4月〜8月)
- ライ麦(4月〜7月)
- 雑草(大箱など8,000種類・4月〜10月)
ハンノキ(Erle)やハシバミ(Hasel)は12月ごろから花粉を振り撒き、道端のあちこちに生えている雑草類が10月まで花粉を発生させているってことは、
花粉症の人が悩まずに済むのは11月だけ?
11月って、ドイツで一番暗くて、過ごすのが嫌になる時期よねえ。
そうか、11月って、
植物も活動しなくなって、ひっそりとするから、世の中が暗く感じるのか。
しかも、この花粉の発生する時期って、年々長くなっているのですって。
そのうち、年中花粉が飛び交うようになるのかなあ・・・
花粉はもっと酷くなる?
その昔、私が子供の頃は「花粉症」って聞いたことがなかったのよね。
でも最近は、私の周りでも花粉症の人がちらほら。(というレベルではなくて、沢山!)
地球温暖化、大気汚染で植物も「これは生き延びるのが大変だ!」と悲鳴をあげて、子孫を残そうと頑張って
花粉を沢山振り撒いている!
らしいです。
はあ、せっかくの春、緑に溢れた春が・・・
は、は、はくしょん!
あ、私のこれは、その・・・家の掃除をしたら埃が空中を舞ったからだわ・・・
ナラの木についている「尾状花序(びじょうかじょ)」
これからはこれが落下するのよ。
そして我が愛車はこの円筒状の花の集まりで汚れるのよ(涙)
洗車しても、速攻で汚れる!
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