毎年、4月頃から噂され、5月ともなると「もう食べた?」となり、6月になると「早く食べないと!」と話題になるのが
シュパーゲル(アスパラガス・Spargel)!
ドイツでアスパラガスといえば、新鮮な白アスパラです。
最近はグリーンアスパラもよく見かけるようになったけれどね
今回は、このアスパラガスの茹で方を紹介します。
ドイツの春といえば白いアスパラガス
ドイツ人の大好きな白いアスパラガス。茹でてソースをかけて、じゃがいもやハムを添えて食べるのがドイツ流。
アスパラガスを用意
せっかくなので、地元の農家から買ってきます。
ドイツのアスパラガスの収穫シーズンは4月あたり(気候が悪いと5月から)から6月24日まで。
アスパラガスは買ったら出来るだけすぐに調理して食べてしまいましょう。すぐに調理しない場合はぬれ布巾に包んで、冷暗所で保管します。
何日か保管しておいたけれど、元気で新鮮なアスパラガス!
分量はアスパラガスがメインディッシュだと、一人当たり(皮を剥く前で)500g。
皮を皮むき器でむきます。アスパラガスの下の方でパサパサになっている部分を1〜2cmくらいカット。
この皮と切り取った実は捨てない!
アスパラガスの茹で方
アスパラガスを縦に入れることができる専用の鍋もあります。
ですが、私は1年に1回くらいしかアスパラガスを茹でないので、専用鍋は買わず、普通の鍋で茹でます。
1.お湯を沸かす
鍋に水をいれ、
- 塩少々(味を引き立てる)
- 砂糖をひとつかみくらい(苦みを取り除く)
- レモン汁少々(白い色を保つ)
- バター大さじ1くらい(味をよくする)
を入れて沸かします。
お湯の量はアスパラガス専用鍋だとアスパラが3分の2ほどお湯に浸かるくらい。普通の鍋だと、入れたアスパラがお湯に浸かるくらい。(3人分だと約2リットル)
2. アスパラガスを鍋に入れて茹でます
お湯が沸いたら、アスパラガスを入れて、弱火で15分(12〜15分)くらい、蓋をして茹でます。
手間はかかるけれど、美味しい茹で方
塩、砂糖、レモン汁、バターを入れたお湯が沸騰したら、アスパラガスの皮とカットした実の下の部分を弱火で15分くらい茹でます。(本体のアスパラガスはまだ入れない)
これをザルで濾して、茹で汁だけにして、この茹で汁でアスパラガスを茹でます。
アスパラガスを茹でた後の汁はスープにします!
アスパラガスのスープって美味しい!
アスパラガスの茹で汁には、アスパラの栄養がたっぷり溶け出しているので再利用!
スープはもちろん、リゾットにしても美味しいですよ。
茹でたじゃがいもを添えていただきます!
ホワイトアスパラガス、茹で上がりました!
ホワイトアスパラに添えるソースで典型的なのはオランデーズソーズ(Sauce Hollandaise)。
フランスのソースで、オランダのソースを真似して作られた、と言われているの。
卵黄、バター、レモン汁、塩、胡椒などで作られたソースです。
我が家では、ドイツの田舎風にバターソースをかけていただきます。
バターを溶かすだけよ。ドイツの細かいパン粉(Paniermehl)を振りかけていただきます!
そして、丸ごと茹でたじゃがいもを添えるのを忘れない!(そう、ここはドイツ)
Schinken(ハム、生ハム)も添えて、いただきます!
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