夏です!
暑くなると増えるのがハエや蚊と言った虫。でもアウトドアを楽しみたい、とか窓を開けっぱなしておきたいですよね。
今回は夏にやってくる(邪魔な)虫の対策として、ハエを叩くコツを紹介します。
それは・・・ハエ叩きを持って、ゆっくりとハエに近づき、サクッとハエを叩く!
ハエ叩きは百発百中!な、おばあさん

それはまだ、ドイツの夏はあまり暑くなかった頃のことです。
なので家中を暗くする必要はなく、一日中窓を開けておけば風が通り抜けて涼しくすごせていました。
そんな、とある年の夏、私は義両親の家で義祖母と一緒に過ごしていたのです。
そのおばあさん、当時年齢は80歳。今では見かけなくなった、ロングのスカートにエプロンをつけて、家でもパンプスを履いていた、エレガントな女性でした。
同居の娘夫婦(私の義両親)は自営業で毎日忙しく働いていたので、おばあさんが食事を作る毎日。
私は、そのおばあさんのキッチン仕事を手伝っていました。
で、夏ですよ、ハエが入ってくるんです。
おばあさん、ハエを見つけると、ハエ叩きを手にとって・・・
・・・よっこらしょ・・・とハエの方に動いて・・・よっこらしょ・・・

まさかね、こんなにゆっくり動いていたのでは、ハエは逃げちゃうよねえ
ほら、ハエも油断して動かないじゃん!
ところが、ですよ。
ゆっくりとハエ叩きを持ち上げて、ハエに向かって・・・バシッ!
え??うそ〜〜!ハエ、叩かれちゃった。逃げないの?あんなにゆっくりと叩いてきたのに!?
ハエはゆっくりした動きを認識できない?
なんでもハエにとって、人間の行動は「とてもゆっくり」に見えるのですって。
そこで、さらにゆっくり動くと、ハエはもはや人間の動きを認識できないのだそうです。

虫も人間も同じ感覚を持っているのかと思っちゃうけれど、違うのね
なので、義祖母がとてもゆっくりとハエ叩きを動かしていた、その動きはハエには認識できなかったのです。

初めて義祖母がハエ叩きをしたのをみた時は本当に驚いたのよ。
何度やってもちゃんとハエに命中してたし
必要にせまられていたら、ハエ叩きがうまくなった!
ところで、我が家にはうさぎがいます。
なので、家の中では殺虫剤を使っていません。
ハエが家の中に入ってきたら・・・ハエ取り紙とハエ叩きで勝負です!
昔ながらのハエ取り紙。ドイツにもあります。(ドイツのAmazonで売られているハエ取り紙)
そして、ハエ叩きです!
うさぎにハエが卵を産みつけてしまうと(ウサギのお尻が汚れていなければ大丈夫)、ウサギの命にも関わることがあるので、ハエは見つけ次第、私が処分に走り回ります。
その昔、ハエ叩きの存在を知った頃は「こんなのでハエを叩くなんて、運動神経の鈍い私には無理だわ」と思っていたのです。
が、です。義祖母がハエを叩いているところを何度も見て以来、「私にも出来るかも!」
素早く動かなくていいのです。ゆっくりと動くのです。そ〜と動くのです!
そして、ハエ叩きをハエの近くまで持ってきたら・・・えい!さっと動かして叩く!
強く叩かなくても、ハエが弱ってバタバタするだけで飛ばなくなればいいのです。
そこで、「長く苦しむよりサクッと天国に行く方が楽よね」と、弱って飛べなくなったハエをもう一度
バシン!!


大抵のハエが明るい方に飛んで行くので、日中は明るい窓ガラスに止まっていることが多いの。
だから、ハエを窓ガラスまで誘き寄せて・・・バシン!(欠点は窓が汚れること)
私は柄もプラスチックのハエ叩きが便利で使いやすいと思っています。
ドイツにもやってきた蚊取り線香
日本の夏といえば、「蚊取り線香」!
あの緑色の渦巻き型の蚊取り線香、ここ数年、ドイツでもよく見かけるようになりました。

今日もドラッグストアのdmに行ったらあったわ
Amazon.deにある蚊取り線香はこちら。
蚊取り線香って、1890年に誕生したのですってね。(発明者は上山英一郎氏)
ついでに、各種あるけれど、一番安い網戸も紹介しておきます。私はこれに救われています!
ドイツの夏も虫が多くなったからねえ・・・(その一方で、それまでいた虫が少なくなった気がする)

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