夏休みを満喫中のshirousagiです。
夏休みといえば、在外邦人の皆様におかれましては、特に学校に通われているお子様のいらっしゃるご家庭におかれましては
・・・ほぼ唯一の「ゆっくりと一時帰国できる期間」ですよね。

私は仕事柄夏休みしか一時帰国できなくて、暑い中を日本をさまよったわ…
せっかくの日本、免税でショッピングしたいけれど
夏以外にも一時帰国できるようになったので(って、お金があれば、よ)もう夏には日本に帰る予定のないshirousagiなのですが、今回はちょっと在独の日本人の皆様に注意喚起したいと思って書いています。
そう、それは「免税品ショッピング」です。
免税品を購入するために必要な書類などに関しては、他の方がとても詳しく書いていらっしゃるので、そちらにお任せするとします。

私は在独期間が長すぎて、免税とかジャパンレールパス購入とか、簡単に条件をクリアしてしまうので、お勉強不足なの。。。無責任なことは書きたくないので、今回はごめんなさい!
(今度、しっかり勉強して、どんな在独邦人の手伝いもできるようにします!)
条件さえクリアすれば、日本では割と簡単に免税でお買い物ができますよね。
最初に消費税込みの金額を払って、後でサービスカウンターなどで消費税分を払い戻してくれるお店もあるようですが。
パスポートとビザを用意して日本のお店に行けば、免税をしてくれるお店だと大抵は簡単に免税手続きをしてくれます。
問題は・・・
せっかく免税でお得にお買い物をしたのに、ドイツ入国の際に「関税」を支払わなければならなくなることがある、ということです。
430ユーロを超えたら関税がかかる
免税で電化製品、とりわけタブレットとかパソコン関係とかスマホとか買いたいですよね。
ところが、せっかく日本で免税で買っても430ユーロを超えると(って、ノートPCなんか軽く超える)ドイツ入国の際に関税がかかるのです。
例えば、ノートPCを10万円(€645.62)で購入したとします。これだけで関税は112.98ユーロです。(こちらZollのサイト(Abgaberechner)で大体の関税額を知ることが出来ます)
いくら消費税を支払わずに済んでも、17%以上の関税を払うことになったら・・・日本でのお買い物が全くお得でない!
しかも、これ、1品で430ユーロまで関税がかからない、ではなくて、合計で430ユーロを超えると関税がかかるんです。

何のための免税ショッピングなのかな…
空港の税関は厳しい気がします
これまで関税を払わずに高額な電化製品などを日本で買ってドイツに無事持ち込めた方、ラッキーでした!
が、これまで(すでに使用してある)カメラを持っていて関税を徴収された友人がいます。
空港の税関の緑のゲートで検査にあった方を目の前で見たことがあります。

関税のかかるものを持っていて、緑のゲートを通ったら、わざとではなくても
税関申告違反として高額な制裁金を課されることがあります。
今年1月に久しぶりにフランクフルト空港に降りたら、税関のゲートが派手に緑と赤で彩られていました。
「うっかり緑を通ったわ」なんて言い訳ができないようにだったりして?(言い訳は通じないらしい)
関税なしがたったの430ユーロまでなんて、免税品って一体何よ?だけど、せっかくの楽しかった一時帰国の最後に予想外の出費になって困りませんよう、ご注意を!

私は念のためにiPhoneやiPad、PCはドイツで買って、その領収書(シリアルナンバー入り)を持って一時帰国しています。在住国がドイツだからね。

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