D-Ticket(あの公共交通乗り放題チケット)を利用してDB/ドイツ鉄道に乗って日帰り旅行をして、クタクタになって帰宅したshirousagiです。
疲れたので一休み!とネットニュースを見ていたら
「こんなにたくさんの車がドイツの道を走ったことはこれまでにないよ!」と言った記事が。(記事はこちら→Auf deutschen Straßen fahren so viele Autos wie noch nie)
なんでも住民1000人あたりで、車は583台も走っているのですって。

住民2人に1台以上よ!
(この統計はどうやって算出されたのか知らないけど)
温室効果ガス、二酸化炭素の排出量が問題になっている今、なのに自家用車が増えているって、なによそれ💢
と言いたいところだけど、自家用車の利用を減らすなら、まずは公共交通の整備からよね。
自家用車が減ったのはここだけだった!
住民1,000人あたりの走行自家用車台数、2022年の統計ではドイツ全国平均で583台。
一番多かったのがザールランド州の660台。続いてバイエルン州(635台)、ラインライント=プファルツ州(634台)。
一番少なかったのがベルリンの338台なのですって。
過去のデータと比較すると、このベルリンだけが自家用車の台数が減っていて、他の州は増え続けているのだとか。
「ベルリンを見習え〜!」って言われそうだけど、そりゃ、大都市は田舎に比べるとずっと公共交通網が発達していますよね。

東京で自家用車がなくても全く困らないのと同じよね
30年前ですら、ベルリンの街だと夜中でもバスが走っていたけれど(私の記憶が正しければ…)ラインラント=プファルツの田舎だと夕方6時位までしかバスが走っていなかった!

田舎だと自家用車なしでは生活出来ないわ…
ところで、我がNRW州の自家用車率はどうなのかな?と調べると、2020年のデータだけど、住民1000人あたり570台。
まあ、大都市が多いからね〜デュッセルドルフの郊外に住んでいる人の中には、自家用車を持っていても通勤時はアウトバーンが大混雑するから、と電車通勤の人も多いです。
49ユーロチケットを利用して思う、自家用車は手放せない!
今年5月から販売されている「ドイツの公共交通乗り放題チケット」(49ユーロチケット)。
去年も9ユーロチケットが販売されて、これで自家用車から公共交通利用に変えよう、という人が増えたら、という希望を国は持ったはず!
49ユーロチケットを3ヶ月ほど使った私がいうわよ。
「やっぱり自家用車は手放せないわ〜!」
だって、公共交通、特にドイツ鉄道(DB)が全くアテにならないんだもん!
昨日もDBを利用して、日帰り旅行をしてきました!
快速列車で片道わずか40分。(行き先はケルン)
で、予想通り遅延してくれました。(もはや時刻表通りに走る方が珍しい!)
鉄道が遅延しても走ってくれればそれでもいいけれど、キャンセル(運休)というのも珍しくない。
いや、走ってくれても・・・
列車車両によってはエアコンがついていないので、今週のようなとても良いお天気に恵まれると、太陽の光がサンサンと降り注いてくれて、
暑い!!!

しかも窓にはロールカーテンがなくて日の光を避けられない!

私が日本でよく乗る普通列車の車両にはロールカーテンがあるわよ
おまけに車内や駅が汚いことも珍しくない!
いえね、ドイツ鉄道も駅も、綺麗にしようと頑張っているのは認める!

駅に貼ってあったポスター。
「私たち(駅)はあまりキレイではありませんか?どうぞ私たちにWhatsAppでお知らせください!」
駅が汚れていたらチャットアプリ(公式LINEのようなもの)でお知らせください!ってあるけれど、駅がキレイだったことがない!
そして、これはDBが悪いわけではないけれど、特に駅周辺の治安が悪い!悪すぎる!

暗くなったら駅周辺を歩きたくないから、冬は自家用車の出番よ。
(いや、お篭もりするわ)
日が長いうちに鉄道の旅を楽しもう!

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