この夏は10日間くらいとても暑い日が続いたかと思うと、10日間くらいめちゃくちゃ寒くてお天気が悪い日が続いたかと思うと・・・を繰り返していたドイツに住むshirousagiです。
今週は月曜日まで最高気温30度くらいの毎日で、いえ、気温がもっと高くなることはこれまででもあったから、30度ではびっくりしないけれど、今年の夏は湿度も高くて(日本化??)暑苦しいな〜と思う日々でした。
が、2日前の最高気温が30度だったのが信じられない、本日の最高気温は20度。
これは・・・秋の到来でしょうか?だったらちょっと寂しい。
秋といえば、読書の秋、芸術の秋ですよ!(こじつける)
そんな、秋がもうすぐやってくると言った日、大好きなピアノに関する本を2冊読んだので紹介します。
反田恭平「終止符のない人生」
2021年10月、第18回ショパン国際ピアノコンクールで第2位となった反田恭平さんのこれまでの人生が書かれた一冊。
コンクール開催以前でも有名なピアニストでしたが(リサイタルもチケットがいつも売り切れるほどだったそうで)コンクール配信中、そして受賞後はテレビや雑誌などでも名前を拝見することが多くなって、より有名になりましたよね。
この本が出版された2021年はまだ27歳だった反田さんの自伝。
コンクールに出場するか否かを悩んだ事、コンクールの選曲をどのように考えたかが書かれていて、さすがだな、と感心されられることも多かったです。
クラシック音楽といえばヨーロッパ、と思われてしまいますが、海外から「クラシック音楽の勉強に」日本へ音楽学生が集まるような、そんな場所を作りたい、そういう日本になって欲しいという想い、叶うことを祈っています!
稲垣えみ子「老後とピアノ」
以前、ネットで稲垣えみ子さんの書かれた記事「買わない生活」を見つけました。これが面白くて夢中になって読んだのです。
なので、稲垣えみ子さんがピアノライフについて書かれた本があるのを知って、しかもオーディブル会員だと無料で聴ける本に入っているのを知って、ワクワクして聴き始めました!
読み始めると(聴き始めると)止まらない!
予想を裏切らず、これもとても面白い本でした。
勤めていた新聞社を早期退職して50歳を過ぎてからピアノを再び習い始めた稲垣さん。
大人の生徒さんも指導している私としては、大人になって再びピアノを始めてレッスンを受けるって、どんな気持ちなのかな?とか、何を楽しみにしているのかな?とか色々考えていたので、ある意味ではとても参考になりました。

私の大人の生徒さんは再びピアノと言っても、レベルが初心者だけどね。
稲垣さんは再スタート時からベートーヴェンなどを弾いていらっしゃる!
そして、こんな気持ちで老後に習い事をすることが出来たらいいな〜と。人生100年と言われるこの頃。50歳だと人生まだ半分残っています!

著者の稲垣さん、この本が予想以上によく売れたから、その印税でグランドピアノを買ったのですって。
そのピアノは先生のレッスン場に置かせてもらっているのだとか。
稲垣さんって、お金をあまり使うことなく、人生を楽しんでいらっしゃいますよね。
この本の最後にあった、再びピアノのレッスンを受け始めたキッカケも面白い。
実はこの2冊、私は「聴く読書」のオーディブルで聴きました。(上のリンクは紙の本。そこからオーディブルへも飛べます)
家事や庭仕事、そして鉄道の旅の道中で聴いていたので、あっという間に2冊読了!(聴了?)
楽しいオーディブルタイムでした。この2冊は活字を見なくても困らない本なのでオーディブルで聴くことをお勧めします!

オーディブル(オーディオブック)で本を聴くと家事が捗るのよね〜
家事をする気になるのよね。特に嫌いな掃除やアイロンがけが捗る!

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