ドイツに住み始めて30年以上が経過してしまったshirousagiです。
本当はこれだけ長く住む予定は全くなかったのです。だから日本を出国した時もすぐに帰国する予定だったから、持ち物は少なく、帰国してからの暮らしをどうするか、もある程度考えてからのドイツ移住でした。
は、ともかく、最近は多くなりましたよね、外国に移住する人。
ドイツでも日本人の多いデュッセルドルフに住んでいると、ドイツに移住してきた日本人の声が聞こえるし「X」を見ると、在独邦人の呟きも多くて、びっくりします。
今回は30年以上前にドイツ移住をして今に至る私の全く個人的な「あの頃にドイツに来たから、今ドイツに来る人より楽に移住出来たのかもしれない」と思うことを紹介します。
ドイツと一言でいっても、地域によって社会のしくみやドイツ人の性格がかなり違うので、
これから紹介するのは、1人の人間の超個人的な体験が元で、
30年以上前のドイツ移住が全てこのようだったというわけではないのをご理解くださいね!
難民が少なかったからビザの申請などが楽だった
単に運がよかっただけの気もしますが、私が最初にビザを申請したころは難民が少なくて、外人局も平和だった気がします。(地域差があったとも思うけれど)
当時のドイツはビザも申請者が少なかったせいか?申請に必要な条件を満たしていれば簡単に所得出来ました。
その後、難民が増えて外人局の雰囲気が悪くなり、外人局だけ部屋に入れてくれずに廊下に窓口があった街もありました。(私自身がドイツ国内を引っ越ししているので、同じ街の違う時期や同じ時期の違う街を比較出来ないけれど)
さらに現在は外人局に行くのはもっと大変になっているのではないかな?(10年に1回しか行かないので現状はよくわからないけれど、ネットの書き込みを見てそう思う)
日本の運転免許証からドイツの免許証への書き換えも簡単だったわ
日本の生活が贅沢すぎなかったから、ドイツの生活であまり困らなかった
私が日本を離れた頃の日本は、バブルの始まりの頃。
東京に住んでいたら違ったと思うけれど、その当時はまだ日本の田舎は、たとえばトイレにはウォシュレットはなかったのです。
日本の田舎では、やっと洋式トイレが普及し始めた、という頃だったわ
なので、私は温水洗浄便座のある家に住んだことがないので「ウォシュレットがないなんて!」と思わないし、冬に便座が温まっていなくてもなんとも思わないのです。
便利さを知らないから、なくても困らない
食べ物に関しても、ドイツに比べたら、その当時は日本はすでに食卓が国際的で色々美味しいものが食べれたけれど、今のように本当に色々な美味しいものがあったわけでもないので、質素なドイツ飯でも「空腹が満たされれば、まあいいや」(個人差あり)
とはいえ、当時30年前のドイツには、日本にはあるのにドイツにはないものが本当に多くて「ドイツ人って気の毒〜!」なんて本気で思っていたこともあります。
存在を知らなければ、不便を感じないのにね。
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