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脂肪の摂りすぎで味に鈍感になっていたドイツ人?

ドイツってこんな国!?
この記事は約3分で読めます。

数年前に第6の味覚として「脂肪味」というものがあることが確認されたそうです。

って、私が知ったのはつい先日、テレビを見ていてだったのです。

脂肪味といえば、すぐに思い出すのが、ドイツに来てすぐの頃にドイツ人が食べているのを見てびっくりしたSchmalzbrotシュマルツブロートです。

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動物の脂をパンにのせるシュマルツブロート

Schmalz(シュマルツ)というのは豚やガチョウといった家禽の脂肪を溶かして精製した脂のことです。

白っぽい塊になった豚やガチョウの脂をパン(ライ麦パン)に塗って、塩を振ってそのまま食べるのを何度か見たことがあって、「ええ?これで美味しいの?」とびっくりしてしまいました。

shirousagi
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脂っこいものを平気で食べた若い時の私でも、豚の脂をたっぷりと塗って、塩をかけたパンを食べるのって、胃にもたれそうだし、美味しいのかな?と不思議だったわ

このシュマルツをのせたパンに玉ねぎなどをのせて食べる人もいます。

野菜と一緒だと少しは消化できそうだけど。

動物性の油脂を好んだドイツ人?

今でもこのシュマルツブロートが好きなドイツ人は多いみたいですが、特にその昔のドイツ東部に住む人に、このパンが好かれていたような気がします。

ドイツ西部では健康重視の人が多くて、油脂なら植物性油脂の方が好まれ始めて、シュマルツブロートもあまり食べられなくなったようです。

揚げ物など料理には動物性の油脂(豚脂とか牛脂とか)を使っていたドイツ人も、今やひまわり油など植物性油脂を使う人が多いのです。

とは言っても「ドイツ人って元々肉食で、動物性油脂の味が好きだよね」と思ってしまいます。

パンに塗るバターの量だって、日本人の私が見ると「そんなに塗って大丈夫?」と思うくらい。

shirousagi
shirousagi

ドイツ人と一緒にパンを食べると、よく「そんなに遠慮しないで、もっとバターを塗っていいのよ」と言われるのだけど、私は遠慮してないけどね。

バターならまだしも、豚の脂「シュマルツ」をこれでもか!というくらいパンにたっぷり塗っているのをみたら、つい健康上の心配をしてしまうのは気にしすぎなのかな?

脂肪を継続して摂ると脂肪の味に鈍感に

「脂肪味」というワードが気になって調べていたら、2019年に放送されたテレビ番組を紹介したサイトで面白いものを発見。(「あなたは脂肪味を感じますか?」)

この番組によると

脂を継続してとることで“脂肪味”が鈍っていく

ほかの5つの味覚よりも圧倒的にパワーがあるんですよ。ですから、脂を常に摂取すると、ほかの5つの味が薄く感じる。なので感じにくくなるわけです。

ドイツ人の食事って、植物性油脂も含めて、とにかく油脂の摂取量が多いのです。

毎日脂をとっていて、脂肪味に鈍感になってしまい、鈍感になったからさらに脂をとる。

そして、脂を常に摂取するから他の5つの味が薄く感じる。

だから

お寿司にだって「これでもか!」と、醤油メーカーが泣いて喜ぶくらい醤油をかけるようになっているのかな?

shirousagi
shirousagi

ドイツって

甘いものはメガ級に甘いし、

塩味のするものはお水をがぶ飲みしたいくらい塩っ辛いし、

そして泣きたいくらい激辛なものが好きな人が多いのよね。

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