35年前、初めて海外旅行に出かけ、最後の1週間は一人旅をしました。
その旅行での失敗談を紹介しています。
前回はこちら↓
今回は最終日、パリから大阪伊丹空港(当時はここだった)へ飛ぶためにパリまで足を伸ばして…
夜行列車に乗ってベルリンから移動
色々あったけれど、楽しいことも多かったベルリン滞在。
1週間のベルリン滞在を終えて、1人で日本への帰国フライトの出発地、パリまで移動です。
実はパリだけはフランス語がわからないし〜とホテルを予約していたのですが、ベルリン滞在時間を伸ばしたくて、ホテルはキャンセル。
ベルリンからパリまで夜行列車を使って移動しました。
その当時はD-Zugと言われた長距離列車があって、確かこれは特急料金不要。夜中に走る列車もありました。
この夜中に走る列車を利用するとホテル代は浮くし、貴重な旅行の時間が移動で消えないので若い時はよく利用しました。
とはいえ、安全に旅をしたいから現代だったら利用しない!
(当時はまだ平和だった)
列車の車内はコンパートメント。一つのコンパートメントは6席。
座席のシートを引っ張りだすとベッドのようになり、寝ることもできます。
(この写真のような感じ。シートが少し引っ張り出されている。これは汚れていて散らかっているけれど、私が利用していたのはまだ綺麗だった)
でも、寝台車ではないので、乗車券だけで乗れたのです。安上がり!
だけど、ドアには鍵もかからないし、誰と一緒のコンパートメントになるか、わからないからね。
見知らぬ他人と同じコンパートメントで、窓のカーテンを閉められたら…
怖いわ。
今もあるのかな?
パリに到着
ベルリンからケルンを経由してパリに到着。(確か、ケルンで乗り換えた。夜中に)
パリについたのは早朝だったけれど、日本へのフライトは夕方。
せっかくのパリだけど、あの大きなスーツケースを抱えていたし、夜行列車の旅で、しかも途中で乗り換えなければならず
睡眠不足!めちゃくちゃ眠い!
あまりにも眠くて、駅のベンチに腰掛けてうとうとしながら時間を費やしたのです。
睡眠不足で油断をした!
そろそろ空港に行こう!
と、空港駅までの地下鉄の切符を購入。
ところで、ここはフランス。
ドイツにはないけれど、フランスの地下鉄には「改札口」というものがあった。
この件に関しては事前にガイドブックを読んで知っていたけれど、この改札、切符を機械に入れて、目の前にあるバーを押して進むタイプ(だったと思う。全て35年前のこと)
ここで大問題が!
私はとても大きなスーツケースを持っていて、さらに手荷物(大きなショルダーバッグ)。このスーツケースを持って
改札を一度に通り抜けられない!
どうやったのか、細かいことは忘れてしまったけれど、
スーツケースを押していた手をスーツケースから離して、チケットを改札機に入れ、先に自分が通って、
ふと振り返ると…
振り返ると,,,
背後にあるはずのスーツケースが
ない!
え?だって私がスーツケースから目を離したのはほんの数秒だったのよ?
なのに
ない!
持ち逃げしている人の姿もない!
え?
もしかして
盗まれた??
(長くなりそうなので、以降の話は明日書きます!)
現在はこんなタイプのキャリーケースが多いけれど、当時はキャスターはついていたけれど、取っ手部分が伸びなくて、スーツケース本体を押す形で不便でした。
それでもヨーロッパを旅行していると、革製のキャスターのない大きなスーツケースを抱えている旅行者も多くてびっくり!
列車の棚にもなんの苦もなくスーツケースを載せていたドイツ人。
私はスーツケースを棚に載せるのをいつも手伝ってもらっていたなあ。
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