今週末(12月8日)に放送された「チコちゃんに叱られる!」(NHK)を見ていたら、
「なぜ馬の好物といえばニンジン?」と。
馬が好きな甘い野菜、果物の中でもニンジンはポケットに入れるのに便利だから、とか。
どうして「馬はニンジンが好き」と言うイメージができたのか、と言われて、私がいつも不思議に思っていたことが頭をよぎりました。
それはこれです。
「なぜウサギの好物といえばニンジン?」
この疑問です!
ずっと疑問だった、なぜウサギの好物と言えばニンジン?
ウサギと言えばニンジンですよね。
ドイツでもそうです。
近所にニンジンを運搬する会社の倉庫があるのですが、その会社のマークも「ウサギがニンジンを持って食べている」イラストです。
なのですが、ニンジンって、野生のウサギは食べませんよね。
土の中に生えているニンジンの実を食べているウサギを見たことはありません。
ウサギは穴を掘るけれど、穴を掘ってニンジンを畑から抜き取って食べているウサギって、見たことがない!
ペットのウサギに与える餌としては、ニンジンの実は繊維質が少ないので、あまり理想的な餌ではありません。
なのに、どうして「ウサギの食べるもの=ニンジン」なのかな?
ウサギの好物がニンジン、な訳
そこで早速調べたら(もっと早く調べればいいのに)色々な説があるようですが、最も有力なものは
「『ピーターラビット』にウサギがニンジンを美味しそうに食べているシーンがあるから」
なのですって。
そ、それが理由なの?
ドイツでは「ピーターラビット」はそれほど有名ではないけれど、どこからか、「ニンジンを食べているウサギのイラスト」がやってきて、
ウサギと言えばニンジン!
と言うイメージが広まったようです。
ニンジンって、オレンジ色の実と緑の葉っぱで、イラストにするには見栄えが良いのかな?
我が家のウサギの好物
ニンジンがあまり好きでないウサギさんもいますが、我が家の歴代5匹のうさぎさんはどの子もニンジンが好きでした。
とはいえ、好物といえば
- コールラビの葉っぱ
- ニンジンの葉っぱ(実ではなくて葉っぱ)
- 笹の葉
- タンポポ
です。実よりも葉っぱが大好き。葉の方が繊維が豊富でウサギの健康にも良いので、葉っぱをせっせと与えています。
と言っても、葉っぱと一緒にニンジンも毎日与えているのです。
理由は「スーパーでいつでも簡単に買うことができるから!」
笹の葉は一年中生えているけれど、大量に与えられるほどは庭に生えていない。タンポポは12月の今はあまり見かけない。
その点、ニンジンはドイツのスーパーではとても安く、1年中手に入るから便利なのよね。
馬にとってはニンジンはご褒美のようだけど、
我が家のウサギにとってニンジンは、食料不足にならないための食べ物、ってところかな。
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント