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アラカンの私が昭和生まれ育ちでちょっと残念だと思っていること

色々思ったこと
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まあ、独り言なんですが…

あっという間に60代に突入しそうなアラカンのshirousagiです。

テレビや電話が個人の家にあるのが珍しかった時代に生まれ、日本の経済成長とともに私も成長しました。

子供の頃は「1ドル=360円」の時代だったのが、あれよあれよというまに円高になり、大学生の時には海外旅行も夢ではない時代に。

暮らしがどんどん便利になって、良い時代に生まれ育ったなあ、と思っているのです。

そんな私が、もっと遅く生まれていたらなあ、と思うことがちょっとだけあるのです。

「たったこれくらいのことで?」と若い方にお叱りを受けそうですが。

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あの時にすでに時代がデジタルだったらなあ

そうです、デジタルの時代がもっと早くやって来ていたら、私のあの時はもっと楽しいものになっていたのになあ。

孤独になった

ドイツにいると日本の情報があまり入らなくなったこと自体は、最初のうちはなんてことなかった。

周りに日本人の友人もいたし、入ってくる情報が多すぎず、それはそれで楽しく暮らしていました。

ところが引越しをして日本人があまりいない街に住むことになって、とても孤独に。

友人や日本の家族とのやりとりは手紙だけ。(国際電話は高かった)

時間だけはたっぷりあったこの時にネットがあったら、どんなに楽しかったことか!

(あまりの孤独さに耐えられず、鬱状態だった)

長期入院が退屈でたまらなかった

30年くらい前に切迫早産で長期入院していたのです。

病室にはTVもなくて、いや、そもそも症状が酷くて、異常があると助産婦さんがすぐに気がつくように、分娩室滞在。

退屈、めちゃくちゃ退屈。

この時にSNSがあったらなあ、と今でも思う。

切迫早産の入院生活は相当辛いので、逃げ出す患者も多いらしく、無事に早産の危機を逃れた時に(いつ産まれても大丈夫になった時)お医者様から「見本になる患者です!」と言われた。

これ、褒め言葉らしい。(多分、日本人なら多くの人が耐えると思う。こっちの人は耐性がない人が多い)

それにしても、毎日ただひたすら横になって時間が過ぎるのを耐える生活は辛かった。

我が子の成長記録がアナログ

辛い時期を乗り越えて出産した我が子はかわいい!

出産してすぐにビデオカメラなどを買って来てもらったけれど、アナログの時代よ。

テープ代がかかるし、写真だってフィルム代がかかるから、今のように枚数を気にせずに撮影するって出来なかった。

おまけにアナログのビデオテープに記録された我が子の成長を再生することが出来ない。(デジタルデータに交換してもらえばいいのだけど、それも手間だし無料ではないし)

旅行の記録がない

夏のホリデーでヨーロッパ旅行をしたり、一時帰国中に色々な観光地を巡っているのに、その記録が…

ない!

子供の成長記録とともに、この旅行記録がないのが今になってとても残念。

20年くらい前までは一時帰国のたびに本当に毎日お出かけ。旅行好きな友人がいて、毎年その友人と色々な観光地に出かけていたのに、その記録がない。

「でも、カメラってあったでしょ?写真も撮っていないの?」

と思われそうだけど、ちょうどアナログからデジタル移行期間で、アナログの写真を現像してくれるお店が激減、でもデジタルカメラの性能はそれほどよくなかった。

アナログもデジタルもどちらも中途半端だった時期。

アナログとデジタルのカメラ2台も持ち歩くわけにもいかなかったし。

スマホはなかったから、お出かけのたびにカメラをバッグに入れておくのも大変。「これを撮影して残したい!」と思っても、バッグからカメラを取り出して、撮影するよ〜と気合を入れないと撮影できなかった。

それに、あの頃は旅行の撮影というと、人物も入れた「記念撮影」くらいだった。

今だとスマホで風景だけ撮影、って多いですよね。

これまで出かけた日本の観光地、リベンジしたいけれど、あの当時のような静けさはもうないかもね。

↑「1000個捨てチャレンジ」を行なっていた時、子供の成長を撮影した写真のネガを手放しました。

写真自体は紙にプリントされたものを持っています。今だとプリントされた写真をスキャンできるから。

残念といえば…

ちょっと残念なのは、日本がバブル経済で華やかだった時には私ドイツにいて、しかもドイツの暗黒時代(と思うのは多分私くらいだろうけれど)だったということも。

日本のバブル時代を見ていない、経験していないのはちょっと残念。

贅沢がやっと出来そう、という時にドイツに来て、貧乏生活継続だったなあ。

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