(これは2022年12月の一時帰国の記録です)
実は
日本生まれ日本育ちのこの私、なのに今まで温泉というものに行ったことがなかったのです!
いくら今はドイツ暮らしとはいえ。
日本の情報を見ていると、どうやら日本には「温泉旅館」というものがあって、その旅館ではとても美味しそうなご馳走がいただけるし、お風呂は大浴場で温泉、場所によっては露天風呂もあるらしい…
これは、人生を終える前に一度は温泉に行ってみたい!温泉旅館に宿泊して、あの雑誌やテレビで見るご馳走を食べてみたい!
でもこの年で「温泉旅館未経験」って、旅館についてからどうしていいのかわからない!
そこで、同行してくれる友人を探し、無事に
「第1回・温泉旅館に宿泊する旅」
が実現しました!わ〜い!
今回はもう1年以上も前になってしまったこの旅の思い出を紹介します。

ほとんど自分のための記録のようなものだけど、
よかったらお付き合いください!
行き先は「天下三名泉」の一つ、「下呂温泉」です。
下呂を歩く
下呂(岐阜県下呂市)までは岐阜駅から特急ひだで。
下呂の駅で下車してまずは町を散策!

わ〜い、川よ!(飛騨川)
日本の川とドイツのそれは雰囲気が違うから日本の川を見ると嬉しくなる。しかもたくさんあるよね。

下呂には白鷺が舞い降りて、温泉がある場所を教えたという伝説がある。だから橋の欄干に白鷺の装飾があるのか。

マンホールの蓋にもサギ!
ここに温泉があると教えてくれてありがとう!

下呂は「日本三名泉」の一つ。(あとの2つは有馬温泉と草津温泉)
室町時代の禅僧・万里集九(ばんりしゅうく・1428〜?)がこの下呂温泉を天下三名泉の一つに入れたのですって。
これはその下呂市にはありがたい万里集九の像。

その万里集九の像の横に温泉が湧き出ているところがあった。
手をつけると・・・
あらあら不思議!気温は零度近いのに、手はこの後もポカポカに!
カエルの町・下呂
町を歩いていると、あちこちにカエルの絵が!

下呂市は、そう、ゲロ!
ゲロといえば・・・「ゲロゲロ」カエルさんです。

実際、このブログを書くために何度も「gero」と入力すると
「下呂」よりも「🐸」が先に出たわ

ここは「加恵瑠神社」。


神社の石灯籠にもカエルが!
(私たちがこの神社に来た時に若いカップルの方がいて、近寄ったら悪いな〜と遠慮しちゃった)
カエルがかわいいので、お土産物屋さんで「下呂げろまんじゅう」を購入。

カエルのイラストがとてもかわいい!
ドイツに戻ってから食べたけれど、とてもとても美味しゅうございました!

カエル神社の近くで見つけた下呂プリンのお店。
このお店のプリン、とても評判が良いそうだけれど、買い損ねた!いつかリベンジしたい。
なぜかあるチャップリン像
旅館チェックイン後、散歩していたら白鷺橋のところで現れたのはなんと

あの「喜劇王チャールズ・チャップリン」!

え?
なんでチャップリン?
いや〜温泉という日本の文化にチャップリン?チャップリンがここ下呂に来たの?(来ていない)
調べてみると、どうやらこの像は下呂温泉観光協会が2001年に「チャップリン映画祭」を開催して、その時に建てられたものだとか。
「観光客が映画について語りながら温泉街を歩けるような、映画通りを作ろう」という「ミラクルマイル事業」の第一弾として2001年に作られたもので、この後もハリウッドスターの銅像を次々と建てる予定だったのですって。
残念ながらその計画は中断されたままのようです。
このチャップリンの像、今や記念撮影の定番地ですって。
しかもカップルがチャップリン像をはさんで写真を撮ると結ばれると言う噂があるのですって。
カエル神社で見かけた若いカップルさんもここで写真撮影したかな?

長くなったので、今日はここまで。旅館の話などは次回に!
最後までお付き合いありがとうございます!
下呂温泉、私は他の温泉地に行ったことがないから比較できないけれど、とてもよかったですよ。おすすめです!
あれから私が何度「おんせ〜〜ん!」と叫んでいることか。
(ドイツの温泉には興味がない私です。あるよ、ここから車で1時間ちょっと走れば温泉が。でも行く気がない…温泉まんじゅうないし、旅館のご馳走もないし…)

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