この頃の日本からの情報(テレビとか)を見ていると、やたらと「外国人」「海外からの」と言う言葉が出てきて辟易しているshirousagiです。
インバウンドを拡大させよう、という政府の方針、ああ、もうインバウンドに頼るしかないのか、と、とても残念な気持ち。
それにしても「外国人に人気の〇〇」とかいった番組、いい加減にやめてほしい。海外からの人だって、日本人だってどうだっていいじゃん!
さて、本日はXにてこの投稿を見ました。
昨日は白人のカップルが入店してきたから「日本語が分からないと対応できない」と伝えたらポカンとして「no english menu?」と英語で聞いてきたから「ない」と日本語で答えてやった。ここは日本だ。俺も英語の国に行ったら英語を喋る。日本では日本語を喋る努力をしろ。無理なら通訳を連れて来い。
— 黒かどや (@kadoya1) April 19, 2024
思っていたんですよ、なぜ「英語メニューを取り入れよう!」とか「英語を喋ろう!」とか必死になっているのか?
警察とか役所とかがなぜ外国人には英語で対応しなくてはならないのか?
英語などの外国語が使える人は使えばいいけれど、無理して相手(外国人)に合わせなくても
外国を旅行する楽しみの一つが現地の言語を使うこと
私がドイツに来た理由の一つが興味があったドイツ語を使いたい、と言うことでした。
初めてドイツに来たその当時は本当にどこに行ってもほぼドイツ語オンリーで、私はというと、ドイツ語は習い始めたばかりでそれほど喋れなかったけれど、ドイツ語を使える嬉しさでいっぱい。
よくわからなかったり、誤解したり。ドイツ語とは苦戦したけれど、それも外国を旅行する楽しさの一つ。
最近は大都市の観光地に行くと、(例えばケルンとかベルリンとか)私がドイツ人でないから英語で話しかけてくれるお店の人がいますが、正直を言うと
「ここはドイツだからドイツ語で話して欲しい」です。(英語を使わない生活をしているので英語をほとんど忘れている、と言うのもあるけれど)
日本には「日本に興味がある」から来てほしい
海外からの日本への観光客ですが、「安いから」来る、という人を沢山呼んでも仕方ないのでは?(そういった人はお金をあまり使わない)
それよりも「日本に興味がある」とか「日本語を習っている」という人に来てほしい。
アニメの影響もあって、今や日本語を習っている学生も多いのです。
私が日本や日本語に興味を持っている外国人だとしたら、日本では日本語で接して欲しい。そうやって生きた日本語を習いたい。日本語に触れたい。
日本を見てみたいけれど、それほど日本に興味があるわけではない、日本語は少しも喋る気はない、と言う人はぜひガイドのついたツアーを利用してください。
知り合いのドイツ人は
「私もいつか日本に行ってみたいけれど、日本語はわからないからツアーを利用するわ」と
日本に住むなら日本語を習おう
旅行ではなく日本に住むのなら、文句は言わずに日本語を習うべきです。
以前は違ったけれど、今はドイツで在住ビザを取ろうと思うならドイツ語の試験を受けて合格しなければなりません。
つまり、ある程度のドイツ語が出来るようにならないと、ドイツに住むことは出来ません。
どんなにピアノが上手い学生でもドイツ語の試験を受けて合格しなければドイツで音楽の勉強はできません。
なのに、なぜ日本では外国人に対して英語で対応しようとするの?
(しかも今は便利な世の中で、スマホがあればある程度は外国語とのやりとりもなんとかなるというのに)
相手(外国人)の都合に合わせてばかりだと今に都合よく利用されるよ?(もう利用されているのかな)
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