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人種を表記しなくてはならない時はもっと気をつかって下さい!

ドイツってこんな国!?
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昨年12月に眼科の診療所へ行き、OCT検査を受けました。

(OCT検査=光干渉断層計という検査機器を使用して、網膜の断層画像を撮影する検査)

その結果、眼科もある大きなクリニックへ再検査に行くことに。

で、OCT検査の網膜の断層画像を、クリニックで提示するためにプリントアウトしてくれたのです。

そのプリントに書かれている患者データ(私のデータ)を見ていたら

「Herkunft: Chinese」(起源、ルーツ・中国人)とある。

え?ちょっと待て!

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やはり気分が悪いので

(人種に関わる問題は表現する方もかなり神経を使います。誤解してほしくないのは、私は中国人を差別したいわけではありません。ただ、こういった件でイラッとくるのは、在外邦人として差別を受けたことがある、嫌な経験をしたことがある人には理解していただけると思います。)

いくら人種差別はよくない、とはいえ、人間の体は人種、民族によって多少の違いがあります。

こればかりはどうしようもない。

お医者さんもこの点を考慮して治療に当たらなければならないこともあるのでしょう。

眼科でのOCT検査で「この患者さんは〇〇人種だよ」と表記する必要があるのはわかります。

だけど、私、中国人ではないのですが??

shirousagi
shirousagi

アジア人の眼と言いたいのだとは思うけれど、不快だなあ

細かいことだ、気にせずに行こう、とも思ったけれど、本日、クリニックへの紹介状を受け取りにくことになったので、この点を診療所で訴えよう!と決心。

受付の人に笑顔で訴えてみた

眼科診療所の方に悪気はないと思うので、ここは感情的にならずに笑顔で、でも言いたいことは言おう、と決心。

クリニックへの紹介状を書いてもらい、それを受け取った後、受付のお姉さんに

shirousagi
shirousagi

あの〜ちょっといいですか?

これ、先日の検査結果をプリントアウトしてもらったものなんですけど…

ここ、中国となっていますよね。

私、中国人じゃないんですけど

受付のお姉さん
受付のお姉さん

あ、これ、このOCT検査の機械、アメリカ製なんですよ。

で、機械のデータ入力に「アジア」というカテゴリーがなくて、アジアの人は皆「中国人」になっちゃうの。

shirousagi
shirousagi

(なんですって!?皆中国人?どこのメーカーよ!)

受付のお姉さん
受付のお姉さん

でも、これ、どうしようもないのよ。私にはどうしようもできないの。

機械に「アジア」という入力項目がないんですもの

shirousagi
shirousagi

はあ、それはわかります。

でもちょっと気分悪いです!

受付のお姉さん
受付のお姉さん

そうよね、

私だって、自分のデータに「ヨーロッパ」ではなくて、ドイツでもなくて、代わりに

「ルーマニア」って書かれていたら「え?ちょっとこれおかしい!」と思うわ。

えっと、

ここ「中国」のところをペンで訂正することはできるけれど。

あなたはどこの国の出身なの?

日本ね。OK。

こうしてペンで出身国を訂正してくれました。

感じの良い、インテリそうな女性が受付にいてくれてよかった!

(中国人と間違えられて嫌な思いをしたことが多々ある、ということは多分わかっていないと思うけれどね←ドイツ人には理解してもらえないことが多い)

拝啓、医療機器メーカー様

私の行きつけの眼科にあるOCT検査機器メーカーがどこなのかはわかりません。

が、です!

医療の検査では人種もデータに入れなくてはならないことも多いでしょう。ですが

「アジア人は全て中国にしてしまえ!」とは💢💢あまりにも雑すぎませんか?

そこで

拝啓、医療機器メーカー様、

患者の人種、民族を入力するソフトはもっと気をつかって作って下さい!

こんなにいい加減な表記では、これで気分を害するのは私だけではないはず!

(2024年のこの時代にこんな人種分けの表記の仕方をするのも時代遅れというか…)

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