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ウサギが私に教えてくれたこと〜うさぎ飼いを終えました

うさぎ
この記事は約4分で読めます。

日本に一時帰国した時の旅記録を紹介中のshirousagiです。(これをアップしている今はドイツに戻っています)

実は…

今回の帰国に先立ち、とても悲しいことがありました。

それは、我が家の姫、ウサギのHAPPYがついに虹の橋を渡ったことなのです。

(この記事にアップしているウサギの写真は全て生前のものです

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もう長くはない、と

1月のある日、HAPPYの目が開いていない事を発見。

すぐに動物病院で診てもらいたかったのに、外は珍しく大雪。(私は視力が悪いので夜道の雪道では車の運転ができない)

「一刻も早く治療してもらった方がいいのではないか?」と、心の中は穏やかではなかったけれど、動物病院のスタッフさんの電話対応からは、無理をしてすぐに来院しても仕方ないと言った様子。

数日後、病院で検査をしてもらい、薬ももらったのですが、お医者さんの一言「もう長くはないですよ」。

その日の夜、HAPPYに目薬をさすために抱っこして気がついた..腫瘍がある…

ある穏やかな日の午後に

なにしろご高齢な姫なので、腫瘍が良性でももう手術は無理。

私は「ウサギさんが苦しむようだったら病院に出かけて楽にしてもらおう。食欲があって普通に動けるうちは様子を見よう」と決心。

HAPPYの様子を細かく観察する毎日だったのです。

そんなある日、その日は雨降りの続いた日々の中で、珍しく太陽が姿を見せた日。

朝、前日の夜にあげた野菜が残っていないかチェックすると、しっかりと食べている。

「昨晩も食べれたのね〜よかった!」

ところが朝食の野菜を与えても…全く食べない…

長い耳が見えないから、まるで猫のような写真だけど、こんな感じで横になっているばかり。

「体力がないのかな?」

横にゴロンとなったり、起き上がって数歩歩いたり。

同じ部屋でPC作業をしている私の横で、日の光を浴びているHAPPY。

午後、また横にゴロンとなっているHAPPYを見たら…

…あれ?息をしていない?

静かに眠ってしまいました。永眠…(お月様へ)

高齢で病気のウサギが教えてくれたこと

ウサギは捕食動物なので、体調が悪くなってもその様子を滅多に見せません。

shirousagi
shirousagi

体調が悪い、と敵の動物にバレるとすぐに狙われるからね

今まで飼っていたうさぎさんは、それでも体調がかなり悪くなり、もうダメだという時には頭を上げられなくなっていました。うずくまってしまいました。

HAPPYは12歳と6ヶ月。年齢だけでももう高齢で体力がなかったのです。

その上、白内障、結膜炎、腫瘍を患っていました。

なのに(だからこそ、かな)

腫瘍が見つかった頃から、ゴロンと寝ることはなくなり、食事以外は

頭をしっかり上げていた!

のです。

壁や家具に寄りかかってでも頭を上げていた!

耳もピンと立てて、なんだか「私は大丈夫だよ!」と言わんばかりに。

HAPPYを見ていると、

「そうだよね。嫌なことがあってもしっかり頭を上げて前を見なきゃね!」

落ち込んだ時、「頭を上げろ!」と言われているような気が今でもします。

亡くなる前日までちゃんと食べて、頭を上げて、耳をピンと伸ばして、「元気だよ〜」と言ってくれたHAPPY。

実はこの時、すでに一時帰国を予定していて、私の帰国中、留守中のHAPPYの世話がとても気になっていたのです。

世話を頼める人はいたけれど、何しろ病気のうさぎの世話です。普通に餌をあげるだけでは済まない。

旅行に同行した息子はHAPPYが生きている間は日本に飛ぶのを辞めたいと思っていたくらい。

それを知っていたのか、HAPPYは一時帰国の1週間前に旅立っていきました。

旅行前にお別れをしっかり出来て、お墓も作ることが出来たのです。

ペットって、飼い主のこと、よくわかっているのだなあ…

教えてくれた通り、嫌なことがあっても上を見て頑張るからね〜

そういえば、飛行機の中から満月を見たよ!

shirousagi
shirousagi

19年以上続いたウサギとの生活。

のべ5匹のうさぎと過ごせて楽しかったです。

でも、私の健康上の問題を考えると、もうウサギは飼えません。

私のウサギ飼いのキャリアはここでおしまい。

残念だなあ…

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