先日はケーキをいただき、そのまた先日はじゃがいもをいただいたshirousagiです。 (よほど食べる事が好きに見えるのか??)
ドイツといえばジャガイモ、と思う方も多いかと思いますが・・ それほどジャガイモは食べられてはいないのでは? と思うこの頃。 とはいえ、ジャガイモもランチの大事な「付け合わせ」の一つ。 (ライスと同格) 広大な農地ではジャガイモが大量に収穫される事もあります。
郊外のとある農家でも 9月から10月にかけて 大量にできたジャガイモを大型機械で収穫していました。 機械で収穫すると どうしても 特に小さいジャガイモが畑に取り残されてしまうのだそうです。 以前は 地域によっては 子供たちがそんな「畑に取り残されたジャガイモ」を集める仕事をしていました。 なので 一部地域の田舎では学校の秋休みは「ジャガイモの収穫のためのお休み」でもあったそうです。
最近は機械で収穫仕損なったジャガイモは小さいし、しばらく畑に放置される事も多いようですが、 そんな畑を持った農家の知人が
「畑に転がっているジャガイモ、持って帰っていいよ!」
食べれるジャガイモ、ただ、あまりにも小さい、というだけで放置されているジャガイモ。
せっかくなのでいただいてきました。
いわゆる「新じゃが」のように小さいジャガイモですが 皮ごと食べるには 皮が固そう。 ただ、小さいジャガイモの皮を一つ一つむくのも大変! なので まずは皮ごと茹でます!
私はジャガイモは オーブンで焼く、か 圧力鍋で皮ごと茹でる、いえ、蒸すのが好きです。 オーブンだと時間はかかりますが 美味しい! 圧力鍋だと早いです! 圧力がかかってから10分くらい。
皮ごと茹でた(蒸した)ジャガイモは「Pellkartoffel」(ペルカルトッフェル・複数形でPellkartoffeln)と呼ばれます。
この皮つきのまま食卓にだして 各自が皮をむいて食べる! 料理をする人にはありがたいですね。 (皮ごと食べたい人はそのまま食べてよし!)
この皮付きジャガイモに ハーブを混ぜたQuark(クヴァーク)というちょっとサワークリームにも似た乳製品をつけて食べる、というのがドイツ人の好きな食事。 (簡単だし!)
残ったペルカルトッフェル、皮付きのジャガイモは まだあついうちに皮をむいておきます。
小型のナイフと フォークのような ジャガイモをさすもの。
なにしろまだジャガイモが熱いので そのまま素手では持ちにくいからこのフォークのような道具を使って ナイフで皮をむきます。 スルスルと剥けるので ジャガイモの1つ1つが小さくても大仕事にならない!
グサグサと突き刺したあとがあるけれど、剥けました! これをまだ熱いうちにマッシュして ・・ コロッケとかにしてもいいけど・・
もう夜遅いので これらのジャガイモは明日には「Bratkartoffeln」(ジャーマンポテト)にする予定です。 ジャーマンポテトには前日に茹でたジャガイモを使うのが一番!!
実はまだまだ残っている「機械で収穫仕損なったためにもらったジャガイモ」。 今度はこのジャガイモを何に料理しようかなあ・・?
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