ヴィーガン食品の導入が世界で最も多い国、ドイツに住むshirousagiです。
特に若者に「肉を食べるのはやめよう!」という人が多く、大学の学生食堂のメニューからもお肉が消え始めています。
2年前、ベルリンの大学では「週に1回はお肉なしにしよう!」となりました。
最も、私にはベルリンの大学に通っている知り合いがいないので、本当にどれくらい「肉なし」になっているのか、実態はわかりません。
そんな時、息子が通う大学の学食でも、肉料理が提供されない日が出てきた!と報告を受けました。
なんと、その後、「肉なし」はもっと増えて、本当に「ヴィーガンの日」が出来たようです。
学生食堂のメニュー、「ヴィーガンの日」が出来たらしい
(「ヴィーガンの日」という名前かどうかは知らないけれど、内容から「ヴィーガンの日」だと思う)
息子の通う大学の学生食堂(メンザ)には
- 定食A(ベジタブル)
- 定食B(肉か魚がメインディッシュ)
- ハンバーガー
- 一品料理
とあります。
このうち、この秋から週に1回の割合で、定食がA=ヴィーガン、B=ベジタリアンになった、と耳にしていました。
それが、さらに進化(?)して、
学生食堂で提供されるすべての食事が「動物性の食品を使わない」(ヴィーガン)になる日が出来たらしいのです。
こちらはヴィーガンのシュニッツェル。サラダのドレッシングにはいつもだとヨーグルトドレッシングがあるのに、この日はオイルとビネガーのドレッシングのみ。
こちらはハンバーガー。中のパテは代替肉使用。
「ヴィーガンの日」には学食のハンバーガーも「代替肉」使用のもののみだったのですって。
いつもなら提供されているデザートのヨーグルトもなし。
乳製品も全く提供されないって、悲しいなあ。
ベジタリアンな日も多くなった
ヴィーガンの日ほどではないのですが、乳製品はOKだけど肉や魚は提供されない日も増えたそうです。
こちらのミートボールは野菜でできている!
ヴィーガンでも良いけれど、行き過ぎないで欲しい
元々肉の消費量が多かったドイツ。
ドイツ人の体って、「肉食多めの雑食」に出来ていると思うのです。
野菜の摂取量の多い日本人と比べると、
腸の長さが違うと言われているし、奥歯の形状が違うのよね
体が「雑食」に合うように出来ているのに、ヴィーガン食ばかり食べていると、健康上のトラブルが発生しそうなのだけど。
週に1回くらいヴィーガンなら良いけれど、いつもヴィーガン、となると、どうなのかな?
少々高くついても、近所のレストランでお肉料理を食べるとか、
実家から肉料理を持ってくるとかになったりして…
最近ちょっと気になっているのが、スーパーの「食品ロス対策」のための売れ残り商品コーナー(見切り品)。
よく行く大きいスーパーにはいつも山のように見切り品が積んであるのだけど、多くが「ヴィーガン食品」なのよ。
代替肉で出来たミートボールとか、マオルタッシェン(餃子みたいな食べ物)とか。
世界一ヴィーガン食品を扱っている、と言っても、売れ残りも多いのではないのかな?
環境のために肉を食べない、と言っても
フードロスになって捨てることになったら、これも問題かと
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