先日、友人が70歳になり、お祝いのパーティーに招待されたshirousagiです。
そのパーティーでは食事はビュッフェサービスで 好きなものを好きなだけいただけましたが、メインはローストビーフ!
招待されたお客さんの中にはヴィーガンの方がおられ、彼は 特別にご飯ものとサラダを用意してもらっていましたが・・ローストビーフの美味しさに「ヴィーガンも大変だな・・」と思ってしまいました。
さて・・普段の食事はメインがお肉料理と言う事の多いドイツですが、最近はこちらでも「ヴィーガン」がトレンドになっています。 おかげで豆腐が手に入りやすくなった事を以前書きました。
ヴィーガンがトレンドで簡単に手に入るようになった食品に 「アガー」(寒天の入った凝固剤)があります。
先日、スーパーで見つけたので早速購入!
「寒天」はドイツ語でもAgarもしくはAgar-Agar(英語と同じ)と言いますが 普通の家庭料理では馴染みのない食材でした。
ドイツで寒天を使うのは あのシャーレ(この言葉、ドイツ語のSchaleからですね)で菌が増えるかなどの実験に使う「寒天培地」くらいだったのです。
が、ヴィーガンがトレンドになってから 寒天をゼラチン代わりに使う人が増えてきて、探せば、粉末の寒天がドイツでも手に入る様に!
そして、日本では「アガー」と呼ばれている物に相当すると思うのですが、海藻を原料にした凝固剤が「ゼラチンの代わり」として売られる様になり、近所の普通のスーパーで簡単に手に入る様になりました。
嬉しい!! これで水羊羹が水羊羹らしく作れる様になる!
と言うわけで 今日のデザートは この寒天の入った凝固剤のテストも兼ねて、このAgartineで固めたミルクゼリー(牛乳かん)。 (水羊羹はまたの機会に)
レシピ通りに沸騰してから更に2分ほどグツグツ・・・(ゼラチンは沸騰させません)
ゼリーは室温では固まらないけれど、寒天は固まる!
初めて使ってみた、ドイツで売っていた寒天。今まで こういったデザートはゼラチンを使うしかなかったけれど、これからは この、寒天が原料の凝固剤が使えます!
そういえば、何年前だったか、「狂牛病」が猛威をふるっていた時は ゼリーも食べないように! なんて言われた事があったっけ。。 (ゼラチンは豚だけではなく、牛の皮や骨を使って作られたものもありますよ)
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