ビニールは環境によくないから・・で、きゅうりはどうしてビニールに包まれているの?

ドイツの食べ物

今年の夏も暑かったドイツです。
真面目に「エアコン」の導入を考えています。
なぜって? 我が家には暑さに弱いウサギがいるのですよ・・

ところで、地球温暖化といえば、温室効果ガスの排出を減らそう!という動きが活発になりました。
そのためには「肉を食べるのを減らそう!」と、「肉にかかる消費税を高くしよう」と発表した政治家もいます。

食料を生産するにも二酸化炭素が排出されます。
でも、食べずには生物は生きてゆけませんよね。

なので、食品を無駄なく使おう、できるだけ無駄に二酸化炭素など温室効果ガスが出ないように
生産された食べ物を食べよう!
ゴミになるとゴミを焼却するのにこれまた温室効果ガスが排出されるので ゴミがでないようにしよう!

という動きが盛んです。「食品ロス」を減らそう!と政府も働きかけています。

そして・・ゴミといえば、プラスチック。
プラスチックやビニールのゴミが多く捨てられて、例えば海が汚染され、魚たちがビニールを食べてしまっています。胃袋にビニールがたくさん詰まったために死んでしまったクジラの写真などがよくネットに上がっていますね。

もはやプラスチック、ビニールは悪! と考えられています。

そして、ビニールとなると 必ず話題にのぼるのが「きゅうり」(Gurke)なんです!
(ドイツで売られているキュウリは日本のキュウリとは大きさも味も違います)

なぜって? キュウリはこのようにビニールで覆われて売られている事が多いから。

Gurke

初めてスーパーでこのようにビニールで覆われているキュウリを見た時には少々驚きました。
しかも、このビニールで覆われたキュウリのビニールを剥ぎ取るのは少々大変なのです。

「なぜこのように手間のかかる事を?」

当時から環境問題にはうるさい、ゴミは減らそうという運動の盛んなドイツで、キュウリがビニールに包まれて売られている!なんて。どうして?

人参はビニールに入っていないのに・・・

不思議に思って調べてみると、どうやら「輸送中にキュウリが痛まないように」だとか。

夏場は(ドイツで、近くで収穫できるので)ともかく、冬にキュウリを手に入れるには輸入に頼る事が多く、輸送に時間がかかるため、ビニールで包んでおかないとキュウリが早く傷んでしまって売り物にならなくなるから、なんだそう。

ビニールを節約してお店に並べても、早く傷んでしまって売り物にならなくなって、売れ残るとゴミです。

  • ビニールを使うけれど、キュウリを捨てずにすむ
  • ビニールは使わないけれど、キュウリが捨てられる

この2つを考えると ビニールに包んだほうが環境に優しい・・とも言えるのかもしれません。
(ちなみに、どちらが環境に良いかは 結果は出ていません)

その他にも 「ビオのキュウリ」と「普通のキュウリ」の区別をするために、レジでどちらのキュウリなのかすぐわかるように、ビオのキュウリはビニールで包まれている、という店も多いようです。

なので、ゴミ問題を語る時に「問題はビオのキュウリ」と言う人もいます。要するにキュウリをビニールで包む事です。 ビオのキュウリより普通のキュウリの方がよく売れるので 売れ行きの悪いビオの方をビニールで包んで店頭に並べるようですね。

地元の農家が作ったキュウリはスーパーに並んでもビニールに包まれている事はありません。
いくら地元で取れたキュウリでも、厳密に言えば、ハウス栽培のキュウリは育つ時点でCO2を余分に排出しています。

と言う事は

一番良いのは自分の家の庭や畑でキュウリを栽培する事!
ですが、それは野菜作りの素人には大変なので、せめてキュウリの季節に地元で生産されたキュウリを食べ、キュウリの時期が過ぎたらキュウリを食べるのは諦める! でしょうね。

キュウリを食べるのは夏だけにするかな?


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