病気休暇を所得して休みながら考えた・・・

ドイツの生活

風邪を引いて1週間くらい寝込んでいたshirousagiです。

実は私は長年フリーランスで働いているのですが、保険とか年金とかの心配もあって、一応、数年前から小さなオフィスで事務の仕事もしています。

という訳で一応、被雇用者として仕事をしてお給料ももらっています。

なんだか最近日本でブームの副業を持つサラリーマン、みたいですね。と言っても、私は元はフリーランスで会社員になったのは最近です。思考がまだまだフリーランス一本でやっているような感じなので、

病気になったら仕事が出来ない=収入が途絶える

と考えていて、なるべく病気にはならないように、なるなら(?)休暇中になる!と気をつけてきました。いえ、今も気をつけています。

ところが、今年に入ってすぐに風邪でダウンです。こちらは1月2日から平常運転です。今年は4日が土曜日だったので、1月6日の月曜日から本格的に仕事を開始したオフィスも多かったようですが、私の勤務先は2日がいわゆる「仕事始め」だったのです。

なのに・・風邪!幸いインフルエンザではなく、熱も出なかったのですが、それでも症状はひどく、最初は普通に仕事したものの、やはりダウン!

「酷くなったらいけないからお医者さんに診てもらいなさい!」

という上司の命令にさっさと従う事にしました。

早速ホームドクターの診療所に出かけ、診察。まあ・・この時期なので風邪ひきさんの多い事!かなり待ちましたが、今回は待つ事もあまり苦労、と感じませんでした。

どうしてかって?だって「病気休暇中」だもん。(この時点では「病気休暇になるはず」でしたが)

診察を受けると、はい、風邪です。咳がひどいので咳止めの薬など処方してもらいました。

「仕事が出来ないという証明、必要?」

「はい、お願いします!」

「1週間休んだら大丈夫、治るはずから、5日間病気だという証明を書くわね。どうしても治らなかったらまた来なさい。」(私の主治医は女性)

おお・・フリーランスではもらえない、「病気休暇」です。堂々と休んでもお給料に影響しない!そして、年休にも影響しない!

写真のピンクの「Arbeitsunfähigkeitsbescheinigung」(長っ!)の一枚を勤務先の会社に、もう一枚は健康保険会社に送ります。3枚目は自分用です。

これで、私は家で休養していてもお給料にひびかないし、会社には保険会社から病気休暇社員の給料のためにお金が支払われます。

とはいえ、社員が病気休暇をとると会社は働き手不足になり、生産性が落ち、それでも社員の社会保険料を支払わなければなりません。特に私は小さな従業員数の少ない会社で働いているので、会社にとっては1人欠けると大変!仕事が進まない。なのに、会社は保険料は払わなければならないのです。

私がフリーランス一本で働いていた時は、「病気休暇?甘えるんではないよ!」と思っていましたが、いざ自分が「病気休暇」をもらえる身になると、これはこれでありがたい!

無理せずに「せっせと休もう!」と思います。

それに・・・考えたら、会社側、雇用側も場合によってはそれほどの損失ではないのでは?と。

たとえば、小さなレストランとかだと(学生の時にレストランでバイトした事があるのでわかるのですが)シフトに組まれていて、出勤しなくてはいけなくても、お客さんがいなくて仕事がない!なんて事もあるのですよね。

お客がいなくて、仕事がなくても、出勤している社員には給料を払わなくてはならない。この時、病気休暇中の社員がいたら、保険会社が一部を負担してくれます。まあ・・こんなに都合の良い事はそれほどないとは思いますが。(大抵、忙しい時に限って社員が病気になる、という・・・)

この、雇われている側にはありがたい、「病気休暇」ですが、それを利用して、大した病気でもないのに、医者にお願いして証明を書いてもらい休暇をとる、という人も残念ながらいます。

また、病気になっても給料もらえるし、休暇は別に取れるから、と健康に気をつけない人もいます。

こうやって「病気休暇」の利点だけを悪用していると、保険会社も支払えなくなり、保険料(給料から予め引かれているのに気がつかない人が多いですね)が値上げされたり、「病気休暇」の条件が厳しくなる、という事もあり得るので、本当に病気の人だけが使えるようにしたいものですね。

また、病気休暇中に他の仕事を請け負ってしたりとか旅行に行くのは・・・当然禁止ですよ!

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