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ドイツ人、家事をあまりしないから生産性が高いのかも??

ドイツってこんな国!?
この記事は約4分で読めます。

労働生産性が高い、と言われているドイツです。

ドイツ人の労働時間がなぜ短いのか、長期休暇をとってもなぜ仕事が回るのか。などといった本質的な理由の説明は他の方に譲るとして、

先日、こんな動画を見て、

「家事に対する姿勢が違うのも、もしかして生産性が高い理由の一つかもしれない」

と思ったのです。

その動画はこちら。

家事が好きな人はともかく、生きていくのに必要だから仕方なくやっている家事なら、出来るだけ無駄を省いて、やらない方が良い、という意見です。

私も実は学生の頃から「学業に専念するために、無駄だと思う事はしたくない」と思い、家事の一部はできるだけ省略していました。もっとも学生だったので、お金で解決する、という手は使えなかったので、「しなくても良い家事はしない」と効率化を重視して、家事時間を節約していました。

話を動画の内容に戻します。

マコなり社長は家事労働に使う時間を減らし、生産性を高めるために10の事を提案されています。詳しくは動画をみていただくとして、この10個の提案のうち、いくつか

「これって・・ドイツの普通の家庭でもやっている、と言えるよね」

という事を紹介します。

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大きなゴミ箱、分類できるゴミ箱を使う

大きいゴミ箱、というのは必ずしも当てはまらないかもしれませんが、ゴミを分別できるゴミ箱をキッチンに置いている家庭は結構多いです。

シンク下の引き出しを開けると「一般ゴミ」「古紙」「リサイクルできるビニールやプラスチック容器など」などに分類できるようにバケツがセットされている物、などです。

食洗機

これは、一般家庭だとほぼマストです。もっとも油汚れが多いドイツの食事、食器はほとんど陶磁器や金属で木製のものがほとんどない、と、食洗機で洗えるものばかり食卓に並ぶので、早くから食洗機が普及したようです。

集会所のちょっとしたキッチンなどでも食洗機を置いているところも少なくありません。

服は畳まない

ハンガーにかけてクローゼットに収納、が多いですね。(日本とあまり違わないですが)

ただ・・・アイロンがけは日本より圧倒的にドイツ人の方がしています。

料理をしない

伝統的な食事だと夕食はパンにハムやチーズです。料理する必要がありません。

野菜でも、きゅうりやラディッシュをそのままテーブルに出して、各自がナイフで切って食べる、という場合もあります。

パンは特に夕食ともなるとライ麦パンなど白いパンではない、茶色、黒いパンなので、食物繊維もあり、食べごたえもあります。

夕食で食べるパン

また、お弁当もパンにチーズやサラミを挟んだだけ、人参やりんごを丸ごと、バナナ一本、というように、用意するのも実に簡単です。

乾燥機つきの洗濯機は普及していませんが

動画では乾燥機付きのドラム式洗濯機を勧めています。

さすがに乾燥機付きの洗濯機はありませんが、乾燥機は割と普及しています。といっても、電気代もかかるので、あまり使わない家庭が多いかと思います。我が家もそうです。

が、良くも悪くも洗濯をあまり外に干さないので、「雨が降るかも・・」と心配することもないのです。地下室に都合の良い時に干しておけば、乾くまで放置です。

家事代行

これはドイツ人は割と利用しています。特に掃除婦です。

これと言ってお金持ちではなくても、ちょっと掃除を業者に頼んだり、庭の手入れを庭師にお願いしたり。

我が家は掃除婦を雇っていませんが、その代わりに掃除道具にはこだわって、出来るだけ、掃除時間を節約できるようにしています。動画でも勧められている「お掃除ロボット」を導入しています。

とまあ、書いてきましたが、ではドイツ人は家事をしないのかというと、そういう訳ではありません。

ドイツ人と結婚すると家事が楽になるのかというと、必ずしもそういう訳ではありません。多くのドイツ人が実に綺麗好きで、家の中をいつも清潔に綺麗に保つのに使われるエネルギーたるや、すざましいものです。

ドイツ人と同居して、ゴミひとつ落ちていない家にするのに苦労している日本人もいます。

お料理が好きなドイツ人もいるし、ドイツに暮らしていると、ケーキの1個くらい焼けないと困ることもあります。

が、「子供に食べさせる物は手作りでなければダメ!母親失格!」とか、そういった「◯◯しないとダメ!」と周りからうるさく言われる、という事はない。「手作りが一番!」と言われることもない。

こういうのが生活を楽にしてくれて、家庭ではゆっくり休めるのかも、と思うのですよ。

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