100捨てチャレンジ、8個目の今日は音楽家必需品、メトロノームです。
今回さようならしたのはこちら。販売されていたのは多分40年くらい前です。販売期間が短かかったと思うのですが、ご存知の方いらっしゃるかしら?
メトロノームと言えば、まだゼンマイを巻いて動かす、振り子のついた機械式のメトロノームが主流だった頃です。電子式が一般にそろそろ出始めたので電子式が欲しいな、と思っていたのですが、振り子のように拍が動きでは見えない。
その当時は電子式は光だけのものだったのです。
そんな時に発売されたこの製品、拍が動きでもわかるから、と購入しました。それもお小遣いで!
あれからいままで、機械式のメトロノームもデジタルのメトロノームも、何台も買ってきました。
今回手放したメトロノームは40年くらい前に購入した、とは言え、まだまだ正確に動いていた物です。つい最近までピアノの上に置いて使っていましたが、電池が切れたのをきっかけにこれを100捨てチャレンジの仲間にしました。
というのも、実はまだ電子式メトロノームをもう1台持っています。
これまでは特に音楽関係グッズは集めまくっていて、メトロノームでも「外出先に持っていくもの」「自宅に置いておくもの」と2台以上所持していました。
ですが、いくらなんでもメトロノームを使ってばかり練習するわけでもないし、それに今や、かの「スマホ」にとても良いメトロノームアプリが存在するのです。
どうして外出用にメトロノームを持っていなくてはならないか?
必要ないですよね。
という訳でこのメトロノームとは長い付き合いでしたが、さようならします。今まで、受験用の練習に、卒業試験の練習に、と色々付き合ってくれてありがとう!と感謝を込めて。
ところで、メトロノームと言えば・・・
ドイツに来たばかりの頃、楽器店でWittnerの機械式のメトロノームを購入しました。
機械式のメトロノームというのはあの、多分どなたもメトロノームと言えばこの形、と想像するメトロノームです。
もう所持していないのでamazonから写真をお借りしましたが、この写真のと同じ、木製の木の色をしたものを購入して使っていました。
ある時、ある生徒さんがあまりにも拍が取れない、数えることができないので、その生徒に私のこのメトロノームを貸したのです。
しばらくその生徒さんを教えていましたが、なかなか私のメトロノームを返してもらえなくて・・・そのうち彼女は大学生になり、大学の近くに下宿を始めて、私のレッスンを受けるのをやめてしまいました。
なのに・・・私のメトロノームは戻って来なかったのです!
「ええ〜〜ちょっと〜〜私のメトロノームを返して!」と言いたいところでしたが、色々複雑な家庭事情もあったその生徒さん、さらに私も上に書いたメトロノームを持っていたので、特に返せ!と請求しなかったのですよ。
今となれば「捨てる手間が省けて、彼女の役に立ったのだからよかったよかった!」なのですけどね。
先ほど、電子式メトロノームを今でも1つもっている、と書きましたが、現在はもっぱらスマホのアプリのメトロノームを使っています。
私のおすすめはこちら!
です。生徒の前で使っていると、よく、なんというアプリなのか?と尋ねられるのですよ。
使いやすいくてオススメです。
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