先ほどドイツ現保健相のシュパーン氏(Jens Spahn)がコロナに感染した、というニュースが飛び込んできました。
先日、風邪の症状がある、と伝えられていましたが、コロナだったのですね。新型コロナウイルス、第2波がやってきて、新規感染者数が激増しているドイツです。
これを書いている10月21日現在は新規感染者数はこのように。
ロックダウンのあった3、4月より多い感染者数・・・
死者数が少ないのがせめてもの救いです。こちら↓は死者数。
ただいま秋休み真っ最中のドイツはNRW州(ノルトライン=ヴェストファーレン)ですが、秋休みに入る直前から急に新規感染者数が激増して
「出来るだけ休暇旅行には行かないように」
と言う話も耳にしていました。(いずれにしてもまだ日本には帰れないので旅行ができないshirousagiです)
あ〜〜あ、せっかくの秋休みと言うのに・・・
ここNRW州だけではなくて、ドイツ全体でコロナ新規感染者数が増加しています。
7日間の人口10万人あたりの新型コロナ新規感染者数(7日間指数)が50を超えると「Risikogebiet」(ホットスポット)となり、
- レストラン、バーなどは23時〜6時は営業禁止、酒類の販売禁止
- 公共の場で集まる場合は5人まで、または2世帯まで
- 自宅以外でのパーティーは10人まで
と、なりました。
オランダに近いBaesweilerと言う町(人口約27000人)はこの「人口100万人あたり」に新規感染者数が320人以上(ドイツ10月21日21時現在)にも登っているそうです・・・悲しいお知らせ。
原因は誕生日のパーティーや結婚式、お葬式などだと言われているのですが、どうなのでしょう?
ちなみに、オランダが現在ヨーロッパで人口あたりの感染者数が一番多いのですよ。
ホットスポットと言えば、バイエルン州のBerchtesgaden(ベルヒテスガーデナー・ラント郡)ではこの「7日間指数」が250を超えてしまって、2週間のロックダウンだとか。
このベルヒテスガーデン、観光地なのですよね。あの岩塩で有名な「Bad Reichenhall」がこの「郡庁」所在地。
3、4月のロックダウンの痛手からも、夏の観光シーズンに去年より多い観光客に恵まれて(おそらく外国に行けなくなったからですね)なんとか回復できそうだったのに・・・この秋休みの最中にロックダウンです。
ちょうどこのベルヒデスガーデン訪問中だった休暇旅行滞在中だった人も、ロックダウン発表とともに帰宅させられたのですって。気の毒・・・
来週から学校が再び始まりますが、授業は平常通り行われる予定だとか。
ただし、5年生以上は授業中もマスク着用が(再び)義務になったそうです。
せっかく夏休み後は授業中のマスク着用は義務でなくなっていたのに・・・ね。
お店などの建物内、公共の乗り物やバス停、駅ではマスク着用義務は続いていますが、屋外でも街中など人通りの多いところではマスク着用が義務になりました。
これは・・・これからは寒くなるし、マフラーは持参だな。もしマスクがなくてもマフラーを鼻の上まで巻けば大丈夫だし。
(マスク着用義務はスカーフなどでも許可されています。口と鼻を覆えば良い!です)
ところで・・・
コロナと言えば思い出されるのが「ハムスター買い」と言うドイツ語での名前が可愛いとかで有名になった(?)買い溜めです。
またまたトイレットペーパーの買い溜めをしている人がいるようで、少々手に入りにくくなっています。
でも、ドイツにお住まいのよいこのみなさまは買い溜めに走らないでくださいね!
(先日、スーパーでトイレットペーパーが物の見事に売り切れていました。。が、またすぐに入荷しています。ほっ!)
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